"Lenovo ThinkPad X60"IBMよりPC部門を受け継いだLenovoが2006年に発売したモバイルノートPC。
xシリーズとしては初めてLenovoが開発したモデルです。
携帯性重視のx40シリーズと性能重視のx30シリーズを統合したモデルです。
前世代とは一線を画する”Core”のパワー
このx60の主な仕様です。
CPU:CoreSolo T1300/1.6GHz
RAM:DDR2-SDRAM 3GB
HDD:160GB(SATA)
標準OS:Windows XP Professional
このX60は以前紹介したX20,X30のPentium iiiやx40のPentium M等のPentiumシリーズではなく新世代もCoreを搭載しています。
上位モデルではCore Duo(後期型はCore2)を搭載していて当時のモバイルノートとしては圧倒的な高性能を誇っていました。
ストレージもX60からはSATAに対応していて現代のパーツも使用可能になっています。
私の所有する個体はメモリーを3GB搭載していますが標準では256MB(上位モデルは512MB)となっています。恐らく前のオーナーが増設していたのだと思います。
実はこのx60…入手した時点でなんと現行のWindows10を搭載していましたΣ(・□・;)
さすがにシングルコアなので動作はかなり遅いのですが、これ…14年前のPCだからね?
一旦SSDを搭載してみたのですが予想以上に普通に使えてしまい改めて”Core”の優秀さを感じました。
変わらぬ伝統
良くも悪くも「これこそThinkPad!」と言えるような変わらない武骨なデザインですね(`・ω・´)
先代モデルのX30と並べてもぱっと見区別できません(;^ω^)
ただ、よく見れば「角を切り落としたようなX30」「X20のようにエッジが効いたX60」といった差異が見られます。
そして先代のX30よりもフットプリントが狭くなっていて手にすると「コンパクトだな~」と感じます。
かなりコンパクトに感じるのですが実は先代のX30はおろかX20よりも分厚くなっています。
これはX60シリーズのウィークポイントとなる発熱が影響していると考えています。このX60も「ハイパワーモバイル」と称するXシリーズの例に漏れずに通常電圧版のCPUを搭載しています。
デュアルコアモデルは高負荷が続くと熱暴走を起こすとの噂も聞きます。実際私のCoreSoloモデルでさえかなり熱くなります(´・ω・`)
スクエア型では最後のとなるX6xシリーズ
IBM時代から続くXシリーズですが、スクエア液晶を搭載したモデルはこのX6xシリーズで最後になっています。
X2桁の最期を飾るモデルなだけあって完成度はかなり高いです。上位モデルやマイナーチェンジ後のX61であれば用途次第では現代でも通用してしまう息の長いモデルですね(*'ω'*)
個人的にポイントなのがLenovo移行後のモデルでありながら「IBM ThinkPad」のロゴを冠しているところです。
下の画像でも分かるかと思いますが"Lenovo"と"IBM"の2つのロゴがついていて私は勝手に「ダブルネーム」と呼んでいます(;^ω^)
このX60はたまたまコレクターが安く出品されているのを見かけて思わずポチってしまいました( 一一)
Windows10を搭載していてコンパクトなので持ち歩き用には使えると思ったのですが、あるものが手に入ってしまい速攻で動態保存機に…
かなり程度が良い上に現代でもなんとか使える性能なのでSSDを搭載してLinuxの実験機にするのもいいかも?
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購入金額
2,200円
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購入日
2020年01月18日
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購入場所
ヤフオク
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