写真左: 一般情報表示
写真中: S.M.A.R.T.各項目ごとにグラフ表示も可能
写真右: AAM・APM設定も可能。タスクトレイ表示(温度)。
ダウンロードサイト
HDDのアクセス速度を測る「Crystal Disk Mark」と共に、もはや定番となったDisk診断ソフトです。HDDの型番、規格、ファームウェア、シリアルナンバーなどといった基本情報を知ることができる他、常駐させておけばS.M.A.R.T.情報を元にHDDの健康状態を一定時間おきに把握し、HDDの異状を知らせてくれる機能があります。
注:USB接続のHDDは認識しない場合があります。
「Crystal Disk Mark」とともに、これだけしっかりした機能を持ち、HDDの状態を知る優れたツールが無料で公開され、広く普及していることはとてもありがたいことです。同じような機能を持った有料ソフトも沢山ありますが、基本的に情報源はS.M.A.R.T.の値であり、機能は似たり寄ったりなので、あえて有料のソフトを購入する必要性は感じません。(試しにいくつか購入してみましたが、やはり「Crystal Disk Info」が一番使いやすかったです)
ただし注意しなければならないのは、そもそもS.M.A.R.T.情報そのものの位置づけが曖昧であり、データの信頼性という点では100%信じ切れない点があるということです(下記参照)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Self-Monitoring,_Analysis_an...
従って、同じようなソフトでも、S.M.A.R.T.から拾い出したデータをどう解釈するかはソフトによって違いがあり、必ずしも同じ結果が出るわけではありません。「Crystal Disk Info」でも、最新のバージョンは3.5.6ですが、こちらに換えたら途端に複数のHDDが「注意」または「異常」「不明」の表示になり、しかも、情報を更新するたびに判定結果がコロコロ変わるといった状態になったため、結局バージョンを3.2.0に戻したという経緯があります。(←何のためのソフトなのか分からなくなってきました(笑)。)
このように、HDDの状態を把握する目的として使う場合は、情報を100%信用せず、冷静にデータの変動傾向に注目して、一定の変動パターン(「現在値」が明らかに増加(減少)傾向にある、など)を示す項目があれば、故障が近いと判断してバックアップするなどの使い方を心得ておく必要があります。
そういう事情を知った上で、正しい判断力を持って使いこなせるのであれば、とても有用なソフトであると言えます。
まあ、それ以前に、S.M.A.R.T.についての規定を明確に定め、各メーカーがそれに則ったHDDを作ってくれるようになれば一番良いんですけどね。それと、各検査項目の値についても、もっとわかりやすい表示の仕方を策定してもらえれば、異常値が出ても「本当に異常なのか?」と疑心暗鬼にならずに済むのにな、と思います。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
ダウンロードサイト
しゅ~みぃ~さん
2010/04/23
しゅ~みぃ~さん
2010/04/23
私は全PCにインストールしてあります。
かずや。さん
2010/04/23
flammulinaさん
2010/04/23
flammulinaさん
2010/04/23
GORO助さん
2010/04/23
S.M.A.R.T.情報はいまいちアテにならないとは言いますが、やはりHDDの調子を見るには頼らざるを得ないのが実情ですよね。それをわかりやすく可視化してくれるこのソフトは本当に便利だと思っています。
Neroさん
2010/04/23
GORO助さん
2010/04/24