手頃な価格と良好なエアフロー、高い精度の品質が評価され、横置きケースの定番となっていた時期もある。
左側面に12センチ排気ファンを連装し、MicroATXマザーの横幅とほぼ同じ幅という大口径排気を実現。
低い回転数でもかなりのエアフローが得られるため、クーラー次第ではCPUのファンレス動作が狙える。
特に、このケースにおいてファンレス動作に適していたのがサイズの忍者Mini。
ギリギリの高さで収まるためエアフローを最大効率で利用出来ること、ヒートパイプが全て上向きとなるため熱伝導効率が最大になることから、このケースとの定番な組み合わせとされた。
HDDの固定もシリコングロメットを貫通させ、振動はかなり軽減されている。
付属電源も、ファン音を除けばまずまず優秀な部類で、どうしても気になるならば交換を推奨。
弱点は、SATAコネクタが横向きのマザーを利用した場合、仕切りの配置上、上向きコネクタ以外のSATAケーブルが挿せなくなることと、ビデオカードの冷却について殆ど考慮されていないこと。
側面排気の風量からして、エアフローが足りないということは無さそうだが、発熱量の大きいビデオカードを用いる場合は外部排気タイプがお勧めとなる。(真上のスリットを塞いだら、4650で熱暴走した事がある)
マイナーチェンジによる後継機種(NSK-2480)は現在でも購入可能。
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かつて、自宅のPCをHTPCで組んでいた頃に利用していたケース。
性能に不満は無かったものの、HDDの保有数が増えて搭載数が足りなくなった事から、Abee SC330T-Sへ乗り換えた際にとっぷりん氏に譲渡したもの。
今回、スマート彗星レビューで急遽ケースが必要になったことから、譲渡後も置物化していたことを知っていたため、強制徴募した。
長年の酷使と、長期間の置物化によってかなり痛んでいたが、内部のホコリやヤニ汚れをアルコール洗浄、浮きサビをサンドペーパーで削り落とし、フロントパネルの隙間に在住していた子蜘蛛四匹にはベランダへ退出頂いた。
傷だらけのフロントパネルは一旦塗装を全て落とした後、傷をパテ埋め。
ところどころ凹みの生じたエッジ部分はPカッターで落とし、アルミシルバーのスプレーで再塗装。
どうにか見れる容姿に復活させている。
つーか、銀塗装は苦手です・・・・まさか五度も塗膜作り直す羽目になるとは・・・orz
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購入金額
9,800円
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購入日
不明
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購入場所
ツクモ電機名古屋1号店
とっぷりんさん
2011/09/03
Vossさん
2011/09/03