配列:日本語108キー(カナ刻印無し)
接続方式:USB1.1
キースイッチ:静電容量無接点方式
キー刻印:レーザーマーキング
荷重:変荷重方式
本体サイズ(W/H/D):455mm/168.5mm/39.6mm
重さ 1.4kg
ケーブル長:1.5m
・概要
Realforceは静電容量無接点方式のキーボードです。静電容量無接点方式とはキーボードを底面まで押し込まずに入力が可能な技術で、指への負荷を減らす事ができ、長時間の使用でより効果を発揮します。また、軽い力で滑らかにタイピングを行えるようになりますから、さらなる高速タイピングを目指す事も可能になります。
・購入経緯
このキーボードを使う前はとある5000円程のメカニカルキーボードを使用していたのですが、1年ほど経ったある日、打ち込んでも入力出来なくなってしまったのです。1年程度でこうなってしまったのが嫌で次こそは耐久性の高いものを選ぼうと、ということで本機に至りました。Realforceは値段こそ高いですが耐久性の高さがウリで、元々私がタイピング好きでRealforceが憧れのキーボードであった事、PCの使用時間から考えた許容額が多めだったのが選択した理由として大きかったです。
・使用実績・使用感
かれこれ購入してから3年程経ちましたが全く以て壊れる気配はありません。耐久性は抜群です。前は長時間の入力で手の疲れを覚えたのですが、それも無くなりました。特に機能はありませんが、本機はキーが変荷重方式なので端に行くほどキーが軽くなっています。力の弱い指でも打ち込みやすく、良い機能です。ただ、TabキーやShiftキーは例外的に重めに設定されていますから使用する指が軽いキーに慣れていると入力に戸惑うことがあるかもしれません。私も最初のうちは少し重く感じました。
便利な変荷重機能でありますが弊害もあります。WASDを使うFPSゲームではAとDキーの重さが随分違うのでバランスを取るのがやや難しく、厳密な同時押しを必要とするゲームではズレの発生原因にもなります。ただし、レスポンスの早さ自体は非常に気に入っています。ゲームをやる場合は変荷重タイプよりも均一なタイプのほうが良さそうでしたね。少し失敗しました。
ケーブルの長さは大分長くてPCを机の下に置いても机の上のキーボードまで十二分に届くほどの長さで便利です。キーボードには一応滑り止めも付いていてタイピング中にはまずキーボードはブレません。私のはいつの間にか片方の滑り止めがどこかに消えてしまっていましたが、それでもブレません。なんといっても重さは1.4kgもありますから。これだけ重いと持ち運びにはあまりオススメ出来ませんね。持ち運びを想定しているなら省スペースタイプがいいと思います。
あと、個人的にキー配置を変更したのですが、格段でキートップの”角度”が異なるので凸凹になってしまいました。やはりデフォルトの状態が一番押しやすいです。
キー刻印はレーザーマーキング方式で、何故か他の機種のように昇華印刷ではありません。英字のみの刻印なのでスッキリしていますが、カナ文字ネタが即座にわからないのが難点? 数年使用した今でも刻印は残ってはいますが確実にすり減ってきています。少々塗装が剥げていたり汚れていますが下のキーと比べると磨り減り具合がわかると思います。
Nキーロールオーバー(同時押し)についてですがUSB接続の為6キーが上限となります。7キーまで”順番に”押していくと最初に認識されたキーが無効になり、7キー目が有効になります。が、7キーを”同時に”押すと1キーが認識されませんでした。厳密な同時押しが必要ならPS/2接続タイプを選んだほうが良さそうでした。そうはいうものの、後刺しでも動くUSB接続が非常に便利なんで選んだ自分がいます。
最後にキー入力感覚についてです。トス、トスといった感じで打ち心地の良さはメカニカルに劣りますね。薬指、小指に位置するキーは軽いだけあって戻る力が若干弱いような気がします。戻ってくる時の指にくっついてる感覚が弱いんです。ここだけ少し不満ですね。力を入れずに打ち込めるのは確かなんですが、連打する時はもう少し強いほうがやりやすいと思いました。
最後に…
少々選択の失敗はあったものの、結果的には長く使えてるので出した分だけ帰ってきてると思います。良い買い物でした。
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購入金額
19,000円
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購入日
2011年06月01日
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購入場所
クレバリー
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