CWCH50とほぼ同時期に出たせいで影が薄い存在になってしまっていた黒いコンボイこと「Mega Shadow」を購入しました。
(日記にも書いちゃってるんですが、こっちに書けばよかったかとw)
とりあえず、True Black120といろいろ比較しながらレビューしてみます。
【工作精度】
CPU設置面は鏡面仕上げかと思うほどの光沢感があり、更に美しいほどに平らになっています。
True Blackはここが湾曲していることがあったのでそれと比較すると非常に美しい仕上がりとなっています。
【取り付け】
付属のリテンションキットの工作精度が高く、マザー裏に取り付ける際には、1ミリの狂いもなくリテンションを取り付けることができました。
CPU取り付け部分は、非常によくできたデザインでTrue Blackと比較すると非常に簡単です。
本体を取り付ける際もTrue Blackはかなり強引に押し込んで取り付ける必要があったのですが、(マザーボードが反り返るくらい^^;)これはキレイに取り付けできます。
ただ、本体が大きいので、マザーに取り付ける際には、FANをはずしておく必要があります。FANをつけたままだと本体を固定するネジを取り付けることができません。
【FAN】
Mega ShadowにもFANは付属していないので別途購入する必要があります。
僕は、今回FANサンドイッチにするために2個購入しました。
ULTRAKAZE と Cooler Master Case Fan レッドを2個ずつ買ってきたのですが、ULTRAKAZE はFANが厚くてMega Shadow付属のFANステイでは取り付けできませんでした。恐らく別途サイスのFANステイを購入すれば取り付け可能だと思います。
なので、今回は、「Cooler Master Case Fan レッド」と三洋電機の「F12-PWM」の組み合わせでFANサンドしました。
エア →→ 「F12-PWM」 「Mega Shadow」 「Cooler Master Case Fan」 →→ ケースFAN
となっています。
【温度】
構成
■CPU:Xeon W3680 SLBV2 3003B199
■マザー:Rampage II GENE
■BIOS :1202
■CPUFAN :Mega Shadow
■MEM:Corsair CMG6GX3M3A2000C8
■VGA:XFX Geforce GTX295
■HDD : OCZSSD2-1VTX60G
■電源:ANTEC Signature 850
■OS : Windows 7 pro 64bit
■温度計測方法 :RealTempGT
■動作クロック :4.4GHz
■BCLK :163
■CPU倍率 :27
■QPI V :1.300
■Vcore :1.435(1.488)
■Vdimm :1.60
■メモリ :Corsair CMG6GX3M3A2000C8
■DRAM Frequency :1634
■DRAM Timing :8-8-8-24
■HT の有無:有
■コア温度 :32-82℃前後
■室温 :23度
■温度計測方法 :RealTempGT
さすが、空冷最強のMega Shadow!
黒いコンボイは伊達じゃない!すごいぞMega Shadow!
【4/28追加報告】
[CWCH50 VS Mega Shadow]
Mega Shadowの検証を終えて、しばらくはそのままにしていたんですが、メモリが2本しか刺さらないからとりあえずR3Eが出るまでの間CWCH50に戻すかと組み替えを行いました。
すると、あることに気づいたんです。
それは、W3680@4.4GHz時の温度が、あきらかにMega Shadowよりも高いんです^^;l
グリスのつけミスや取り付けミスかと思い、何度かグリスを塗りなおし、付け直しを行い数回テストしてみたんですが、明らかに8℃くらい差があることがわかりました。
■Mega Shadow
■コア温度 :32-82℃前後
■CWCH50
■コア温度 :40-91℃前後
温度比較として、アイドルで8℃、負荷時9℃もの差があります。
Mega Shadowは、4.4GHzの時に90℃は超えません。
さて、僕は、Mega Shadowの検証時に「空冷最強のケース&空冷最強のクーラーのコンボ」というコンセプトで今回の検証を行ってみました。つまり、これは結果として、Mega Shadow+RAVEN2の相性が非常によい、ということなのかもしれません。
なので、他のケースで同じ検証をした場合に、これと同じ結果になるとは限りません。
しかし、データとして、RAVEN2との組み合わせ時に高い冷却効果を示したのは、Mega Shadowという結果となりました。
空冷最強同士のコラボレーションでは、実に高い空冷能力をしめし、空冷の可能性はまだあると考えさせられる内容となりました。
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購入金額
8,980円
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購入日
2010年04月18日
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購入場所
TSUKUMO
へたれだいこんさん
2010/04/18
flammulinaさん
2010/04/18
かずや。さん
2010/04/18
サトシさん
2010/04/18
サトシさん
2010/04/18
そんじょそこらのミドルケースとかじゃ積めないんじゃないですか??
つくもさん
2010/04/18
つくもさん
2010/04/18
デカイ・・・ですね・・・。デカイです。
分厚いといった方がいいでしょうか。
ちなみにですが、R2Gのマザーボード、FANを取り付けた際にFANがメモリースロットにめいっぱい干渉してて実はメモリ2枚しかささっていませんw
マザーも選びますし、ケースも選びますね^^;
退会したユーザーさん
2010/04/18
退会したユーザーさん
2010/04/18
TureBlack120かこっちか非常に迷いました^^;
120Plusがソフマップで6,980円だったので、そっちにしてしまいましたw
flammulinaさん
2010/04/18
今は簡易水冷ですが私の環境だとMega Shadowのサンドイッチの方が冷えますw
つくもさん
2010/04/18
TrueBlackが6980円というのは非常に安いですねぇ。
今でも名機ですから、とてもいい買い物だと思いますよ^^
性能差はほとんどないからバツグンのコストパフォーマンスだと思います。
つくもさん
2010/04/18
あれですね、季節、用途、ケースなどの諸条件が揃うと、かなり冷えますよねぇ、コレ。
なぜ、このクーラーが「コンボイ」といわれているか、パッケージとクーラー上部の変なデザインを見て理解しましたw
このちょっとコミカルなデザインと本体の秀逸なデザインと作りのよさのミスマッチが面白いクーラーですねw
Prolimatechから新作のクーラー「Armageddon」がでますね^^
ヒートパイプがものすごいです、これ^^;
Prolimatech Armageddon
ひろひさるさん
2010/04/18
4453さん
2010/04/18
s3zm4rさん
2010/04/19
退会したユーザーさん
2010/04/29
こういう検証見るたびに、非常に参考になりますし、勉強にもなります。
s3zm4rさん
2010/04/29
つくもさん
2010/04/29
これが、自作の面白い所ですよねw
パーツの組み合わせを上手に吟味したりして失敗したり成功したり、本当に奥が深いです^^
また、変なこと思いついたらやってみますw
ひろひさるさん
2010/04/29
今、メガでメモリは二本ですか?もし、そうならメモリ枚数が少ないのも発熱が少ないのに影響してる可能性もあるのでは?
自分の考え違いだったらスミマセン。
つくもさん
2010/04/29
はい、CWCH50の冷却能力は、確か空冷最強クラスと同等と言われていました。
でも結果、Mega Shadowはそれよりも高い冷却の力を発揮できた、ということになります。
今回の検証は、ケースの冷却能力というものを深く考えさせられました。
つくもさん
2010/04/29
はい、メモリ2本です><
これは、そうですねぇ、R2Gというのも関係しているかもしれませんね。
R2GはマイクロATXボードなので、結構面積が小さいです。
R2Gが小さいので、メモリが刺さらないという状況なので、通常のATXボードの場合だとまた、どうなるか、違った結果になるかもしれませんねぇ・・・
次回は、R3Eでの検証になると思いますが、その時にまたデータを掲載しますね^^
ひろひさるさん
2010/04/29
そうでしたね。じーんなんでしたね。スペース的に苦しいのかもですね。
R3Eだとベンチ完走のメモリ電圧が低く出来るそうです。
例えばR2Eで1.65vだったのが1.60vで通るにたいな感じだそうです。
勿論、個体差があると思うので、全てそうとは限りませんが。
つくもさん
2010/04/29
なるほど、これは、デジタルPWM効果なのかもしれませんね。
オーバークロックのレコードでもたしかEVGAを抜いてトップにたったんですよねw
楽しみなボードです^^
R3Eについてですが、ビックカメラのWEBサイトでは5月中旬となっていますね。
GW中にいじってみたかったんですが、楽しみに待つことにします><