ネットブック超、通常のノートPC未満の間を埋めるのがCULVノートですが、3万円を切るこの価格で買えたのはラッキーでした。(当サイトの最安価格よりもかなり安いですね。)
●外見・重さ・その他
さて、製品の特長である薄さ・軽さは申し分ありません。SONYのVAIO-Xに比べると厚いですが、十分薄い部類です。
ただ、MSIのU100などWindNetBookをご使用された方ならお分かりなると思いますが、
安っぽいプラスチックな外見は好みが分かれそうです。
個人的には天板の端などが傷がついたり割れそうで・・・ちょっと怖いです。
天板を開くときも爪を隙間に噛ませて開ける必要があるので、ネールなどをされている女性などにはお勧めできません。
重さは1kg超えとちょっと重たいですが、持ち運びを害するのは液晶サイズがネットブックでは10インチなどで小さめだったのに対し、通常のデスクノート並みの液晶サイズですので、かばんを選びそうです。
AC電源はそこまでケーブルも太くありませんので、収納に困ることはないかと思います。
●機能性
PCというのは少しの不満が大きな不満になり多額の出費を招くものですが、その要素はいくつか見られます。
まず、大きいのがキーボード。
大半のノートPCはメンブレインで、当ノートもそうですが初期状態で少しキーボードが浮いている・・・正確にはたるんでいるという感じです。
遠目でも分かり、特にホームポジション(a~f j~;)のあたりの打感はなんともいえない打ち悪さを感じます。(私が、もともとメカニカルが好みであり、デスクでは黒軸を使用しているからかもしれませんが・・・)
タッチパッドもやや大きめで、文字入力の際、触れてしまうこともあります。
外部出力端子にDsubとHDMIを採用しています。特に後者は環境によってはかなり有難い存在です。(各1ポート 出力は最大1画面)
性能はCore2 soloで、Atomなどと比べても消費電力が倍になったとはいえ、段違いの早さを体感できます。(それでも、5.5Wであり、下位モデルのセレロンは更に倍の11W)
ネットだけという方でもFlashを多用したサイトなどを開く際、スクロールするだけでもAtomは引っかかるような動作でしたが、さすがCore2、という感じです。
参考までに当ノートの初期状態のWindowsエクスペリエンスインデックスを転載しておきます。
(WinVistaHomeでの結果です。)
・プロセッサ 3.6
・メモリ 4.9
・グラフィクス 3.4
・ゲーム用グラフィックス 3.5
・プライマリハードディスク 5.2
サスペンドからの復帰もAtom搭載のネットブックに比べ「早い・・・っ!」を実感できます。
環境によりますが30秒もかかりません。
●総括
いくつか、不満点はありますが、量販店で激安で買え満足しています。
これをもし人に勧めるのであればやはりMSIのネットブックからステップアップしようと考えている方です。
やはり、他社の同種ノートに比べても投売りになる要素は多く、それを補って余りあるMSI愛をお持ちの方であれば長くご使用できるかと思います。(私もその一人ですが・・・)
今後、似たような機会に遭遇された場合は冷静になって他社製品との比較を行い、慎重に検討するのをお勧めします。
安くなったとはいえ、値段よりもやはり『長く使えるかどうか』がPCの選択基準に変わりはないのですから。
※電池持ち・拡張性に関しては後日また機会があれば追記いたします。
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購入金額
29,800円
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購入日
2009年12月12日
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購入場所
ソフマップリユース総合館
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