オーバークロックに興味のない方には分かりづらい内容となっております。
予めご了承の上、ご覧ください。※
オーバークロックに強いクラークデールということで、極冷によるオーバークロックもされている中、
私は【空冷での常用限界はどこまでなのか?】という課題にチャレンジしてみることにしました。
※【常用可能】との判断はストレステストのOCCT1hパスと定義します。
以下は構成です。
CPU:Intel core i5 661 3.33Ghz
COOL:Megahalems+Maguma 1500Rpm*2+LIQUID PRO
MB:ASUS MAXIMUS Ⅲ GENE
MEM:CentryMicro DDR3-1333 2GB*1
VGA:MSI Radeon HD5770 1GB
PSU:GORIKI 500W
このCPUはTDPが兄弟機の660よりも少し高めですが、OCの耐性としては少し勝っている印象です。
定格3.3Ghzですので、4.5GhzまではVcoreを盛れば難なく上がってくれます。(32nmの恩恵でしょうか、盛っても驚くほど温度が低いので怖いほどVcoreが入ります。)
そこからは少々手厳しくて、どこかを盛ればいいというわけではなく、IMCとの電圧のバランスが重要でした。
VcoreとIMCの電圧がうまくかみ合わないとWindowsのブートもままならない状態となり、一つ一つ手探りで確かかめていきました。
また、今回は常用の限界を探るのが目的ですから、OCCTを通すことのできる設定をしなければいけません。
高クロックになればなるほど、やはりVcoreを要求されますが、盛りすぎても落ちてしまいました。
適度なVcoreの数値は大体ギリギリwindowsがブートする電圧から+キー2~3回分という具合でした。
ICHの電圧も少々盛ってみると安定する傾向にあるようです。(ただし、盛りすぎは逆効果)
そして、ついに4.9GhzでOCCTを通すことに成功しました! 空冷でこのクロックは前代未聞だと思います。
さらに、もう少しで5Ghz!
・・・と、ここで力つきましたので、
OCCT以外のベンチマークについてはまた後ほど追記という形にさせていただきます。
(個人的にはOCCTだけでなく、PrimeやTXなどもすべてパスして安心できる感じですが・・・)
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購入金額
17,800円
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購入日
2010年01月29日
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購入場所
ソフマップリユース総合館
退会したユーザーさん
2010/04/11