ノートPC向けの低消費電力CPUです。
【モデルナンバー(実クロック)】900MHz
【コードネーム】Palomino(パロミノ)
【製造プロセス】0.18μm
【L1/L2キャッシュ】64KB/256KB
【コア電圧/TDP】1.4V/24W(MAX)
【主な拡張命令】3DNow!Professionnal(SSE)/Enhanced 3DNow!/3DNow!
【Socket/Slot】SocketA
【OPN】AHM0900AVS3B
【リリース時期】2001年春?
【参考ページ】
http://www.atmarkit.co.jp/fpc/kaisetsu/mobile_a4/mobile_a...
当時のAMDのノート向けCPUと言えばK6-2+/K6-Ⅲでしたが、さすがにSocket7プラットフォームでは限界が見えてきました。しかし当時の主力のAthlonは処理速度こそトップクラスでしたが発熱も恐るべきものでした。とてもAthlonがノートで使える日が来るとは思っていませんでしたが、このAthlon4でTDPを大幅に下げてきました。
ちょうど、この頃intelのPentium4が猛威を振るっていることと、初代コアから4世代目のAthlonであることから、強引にAthlon4というブランドを作ってしまいました。 短命でしたので知らない方も多いかも知れません・゚・(つД`)・゚・
何故かシャープのメビウス関係によく採用されていました。
自作市場では、多少遅れて店頭に登場しました。倍率変更できないマザーだと5倍で起動してしまうことが多く、実質500MHz動作になってしまいますが、倍率変更機能を持つマザーや玄人志向の下駄(←これが原点なんだよな・・・)があれば、省エネ・低発熱マシンが作れました。
新品で購入し、当時、白箱で大量に出回っていたEpoxのKT133マザーを組み合わせて使っていました。この頃から省エネCPUの好きの人が増えていったような気がします。
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購入金額
3,000円
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購入日
2003年頃
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購入場所
大阪日本橋PCショップ
けんこうさんさん
2010/05/20
けんこうさんさん
2010/05/20
MobileAthlon4 900MHzは初めて見ました!
fuji2001さん
2010/06/10