これはケンペ氏晩年の境地を示す偉大な記録だと思います。
シュトラウスの全集はいずれも素晴らしく、メタモフフォーゼン、死と変容、どれもお勧めしたいものばかり。

惜しむらくはこの時期にオペラを「アリアドネ」しか残さなかったこと。「アラベラ」、「バラの騎士」など遺してくれたら。。。

ルーディＫさん、コメントありがとうございます。これほどまでの素晴らしい演奏を今まで聴き逃していたのがお恥ずかしいです。

この曲、評論家さえも外面的な作品とみなしている方が多いようですが、このケンペによる演奏はそんな概念を吹き飛ばして余りあるものだと思います。これ程までに深い作品だとは・・・。もちろん、演奏の力によるものも極めて大なのでしょう。

メタモルフォーゼンも素晴らしいですか～。｢４つの最後の歌」とともに私の大大大好きな作品ですね。それこそ究極の深淵が聴こえて来そうです。これは是非聴いてみなくては。

「アリアドネ」もずぅーーっと聴きたいと思っている演奏です。ですが未だに歌詞対訳を持っておらず、今出ている盤だと他に歌詞付きの他の盤と一緒に入手しなければならず、二の足を踏んでおります(汗) ですが、それだけの価値は十分ありそうですね。

ルーディＫさんのお勧め盤なので私もいつか・・・と思っていますがまだ、です。
今はクラシック以外の愛聴盤ばかりを聴き漁っていて当分の間無理かな～