久々にLIVING STEREO版を聴いてみています。

前に聴いたときは、もっと鋭い演奏がいいなと思ったのですが、改めて聴くとこれはこれで中々・・・。
というか、冒頭の弦の4度の動きだけで、これだけの表現をするのかと、新たな発見が。

録音の古さというのはやはりありますが、空気をかなり捉えているような印象です。
マルチチャンネルでも聴いてみたいです・・・。(間違えて2chのプレーヤーを買いました)

この演奏を初めて聴いてからもうかれこれ２０数年経つのですが、未だに全く飽きが来ないですね。おそらく、そのどストレートな解釈が他の変化球的演奏よりも真っ直ぐ私の心に届くからでしょうか。また、そんな中にも聴く度に新たな発見があったり。いやはや、こういう歳をとらない名演ってやはりあるのですねぇ。

そしておっしゃるとおり、この録音は素材が素晴らしく良いですね。トーンマイスターはかのルイス・レイトン氏！マスターテープから得られる可能性が極めて高いのもうなずけます。事実、このXRCD盤を聴いたときには度肝を２，３個ぐらい抜かれる思いでしたから。最新のデジタル録音も立場ナシとさえ思うほどに。

>マルチチャンネルでも聴いてみたいです

そう、SACD盤も気になりますねぇ～。XRCDより安いし・・・ｗ