【メーカー/型番】ECS / 748-A
【チップセット】SIS748
【Socket/Slot】SocketA
【対応CPU】FSB200~400MHz、AthlonXP3200+まで対応
【メモリスロット】DDR1×3
【拡張スロット】AGP(×8)×1、PCI×5
【主なオンボードデバイス】サウンド、USB2.0、100BASE-TX LAN、IDE(ATA133)
【フォームファクタ】ATX
【リリース時期】2003年頃
本来、AMDはSocketAのCPUはFSB266シリーズで終了し、Athlon64(Clawhammer)に移行する予定でしたが、開発遅れ等で間に合わない為、急遽FSB333シリーズを追加し、更に後になってFSB400シリーズを追加します。この為、チップセットはこの仕様に振り回されるかの如く、FSB333/400対応のチップセットをリリースします。
このマザーに搭載されているSIS748はFSB400対応のSocketA最強のSISチップセットです。メモリの速度こそ他社に劣りますが、ハイパーストリーミングエンジンなる、ハイパートランスポートの技術を利用した並列化されたの転送技術により、I/Oに対する負荷が大幅に軽減され、ビデオキャプチャー等で高負荷時のフレーム落ちの心配が少ないとか言われていました。体感したことはありませんが(^^;
この頃のマザーにしては珍しく基本機能以外は搭載しない、非常にシンプルで組成の良いマザーでした。また、ECSのSokcetAのSISチップのマザーはCPU倍率変更機能は持っていませんが、Mobile用のCPUを正常な倍率で認識することができました。(対応していないと5倍で動くため、大幅にクロックダウンします) 当時、格安で売られていたMobileAthlon1400+(25Wや35W)と組み合わせて使われた方も多いのではないでしょうか?
ECSのSocketAのSISマザーと言えば、名機(人によっては迷機)K7S5Aが有名ですね(^^; 2chではK7S5Aのハズレ率~なスレが長期間立っていました。このマザーもその末裔です。
K7S5A→K7S6A→L7S7A2→748-Aと進化しました。海外ではマイナーな派生モデルも存在し、GPUのXabreがオンボードになったSIS尽くしなモデルも存在します(;=゚ω゚)=333
このマザーは以前友人に組んだパソコンで使用していたもので、アップグレードの際に、CPUやメモリとセットで戴いたものです。
そう言えば、このマザーの新BIOSが当時のECSにUPされていましたが、それを入れると確実に起動しなくなるという素敵な不具合があったのを思い出しました(^^;
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購入金額
6,480円
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購入日
2009年11月27日
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購入場所
大阪日本橋
けんこうさんさん
2010/05/24
fuji2001さん
2010/06/10
xp2003_さん
2017/03/16
発売当初、購入→開封当日にBIOSアップデートで即死したっけ。
(BIOSアップ云々以前に、初期版BIOSは構成によってはCMOSセットアップで何かしら変更→save&exitするとCMOSクリアするまで起動しなくなるという素敵仕様でしたが。)
※購入店に電話確認したところ、同様の報告がすでにあがっていて店側でもチェックしたらしく「同様の症状が確認出来、ロット単位での問題のようなので返品頂ければ全額返金または差額で同機種に交換致します」との回答を頂き返品、返金と相成りました。
ふっけんさん
2017/03/19
この頃になるとnForceの存在が大きくなりすぎて目立たなかった印象があります。