このモデルはiPhone3GSからGPSやカメラ、通信機能を省いたようなモデルですので、処理速度はiPhone3GS並とのこと。ちなみに1万円安い8GBモデルはiPhone3G相当のようで、処理速度は遅めでその分安くなっているようです。
普通にオーディオプレイヤーとして使う分には処理速度はあまり気にならないと思いますので、音楽メインで少しだけアプリも使ってみたい、という場合には8GBモデルもアリだと思います。
【音楽プレイヤーとしての使用感】
音楽プレイヤーとしては特別使い勝手が向上しているということはありません。もともとiPodの操作性は比較的洗練されているので、iPod nanoなどでも十分使いやすいからです。
ジャケット画像が大きく表示されるので、そのあたりはnanoなどよりはいじっていて楽しいかもしれませんね。
音声での操作もできるようですが、必要性を感じておらず、試したことがないのでこちらの使用感は分かりません(^^;
【音質】
第1世代のiPod nanoを持っているのですが、特に音質がよくなっているとは感じないです。音の解像感が少しソフトで、あまりクリアな感じはしません。ただ、通勤通学中に聴いたりする分には十分ではないでしょうか。
音質が気になる場合は専用のヘッドフォンアンプなども出ていますので、そうしたものを使って改善していくのがiPodの使い方ではないでしょうか。もともとオーディオメーカーではないので、そうした部分は得意な会社に任せるという、アップルの割りきりのようにも思えます。
(オプションなどつけずに単独でいい音を出したい場合、ソニーやケンウッド、クリエイティブなど専業メーカー製のプレイヤーをお勧めします)
【多機能プレイヤーとして】
ゲームをはじめとしてiPhoneアプリの多くが使えるので、大変楽しく使うことができます。当然かもしれませんが、こうしたアプリを使うかどうかがtouchにするか他のiPodやオーディオプレイヤーにするかのポイントではないでしょうか。
GPSとカメラがあればもう少し使い勝手が広がるので、次期モデルでは搭載されていることを期待したいと思います。
【ゲーム機として】
最近、DSやPSPの脅威としても扱われだしているiPhoneやiPod touch。実際にどれも使用しているのですが、ゲーム機としてはUIなどで弱いかな、と感じています。カードゲームやパズルなどのカジュアルゲームではいいのですが、正確な操作が必要なゲームには向かないインターフェースだと思います。
ただ、カジュアルゲームなどでは面白いものも出ているので、ちょっとした暇つぶし用にゲーム機を使っていたユーザーにとってはiPod touchで十分かもしれませんね。
【容量について】
iPod touchの現行モデルは8GB、32GB、64GBと三種類出ていますが、どれにすればいいか少し悩むと思います。
処理速度を考えずに単純に容量だけで見た場合、取り込みたい音楽データ容量の2倍もあれば十分かと思います。つまり、4GB(約1000曲)程度の人は8GB、16GB(約4000曲)程度の人は32GB、という選び方が妥当かな、と思います。2倍としているのは、今後音楽データが増えることとアプリや写真、動画を取り込むことなどを考慮するとこれくらいかな、という目安です。
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購入金額
29,800円
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購入日
2010年03月頃
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購入場所
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