親のVAIO(だった)用に購入した比較的廉価なCPUクーラー。クーラーマスター製を購入したのはHyper6+に続きこれで2個目。
同じくHyperの名を持つサイドフローだが、銅ベースで重かった6+に比べて、こちらは廉価モデル。小型で軽く扱いやすい。廉価とはいえCoolerMaster、部品の作りは丁寧な印象だ。
3本のヒートパイプをダイレクトにCPUにあて、9cmファンで冷却する構造はこのクラスでは定番とも言え、類似構成のクーラーは多い。現に私もXIGMATEK LOKIというほぼ同クラスのクーラーを持っている。
LOKIと大きく異なるのは固定方法。LOKIはバックプレートを使用する為安定性が高いがマザーを外さないとクーラーの交換は不可能(バックパネルを装着したままクーラーは外せるのでCPU交換はOK)、一方こちらのTX3はIntel用・AMD用共にリテールクーラーに準じた固定方法になるので、マザー表側から簡単に着脱できるのがポイント。
他にもLOKIは特殊形状のゴム部品を使ってファンを固定するのに対してTX3はCPUクーラーとしてはよくみられるワイヤークリップ方式。また、付属ファン自体にゴムパッドが装着されているので振動も吸収してくれる。
実際に同じ構成に組み込んでLOKIと比較した訳ではないが、冷却・騒音はほぼLOKIと同等といった雰囲気。本体とファンの固定方法の好みで選んで構わないだろう。
購入後簡単なテストをした後即親用のVAIO(だった何か)に組み込んだが、僅かに内部ケーブルとの干渉が起きたのでファンは吸出し方向に変更した。
その吸出し状態でも3コアPhenomをしっかり冷やしてくれているので、騒音は12cmファン搭載モデルと比べると大きいものの、冷却能力は十分にある。何よりLOKI共々性能と取り回しのバランスを考えるとこれくらいのサイズが一番扱いやすい。
ちなみに装着後一度も取り外しておらず、2年目でやっと清掃時に写真を撮影できた。
余談だがVAIO魔改造用に特に考えず選択したら、元々VAIOに搭載されていたのもクーラーマスター製のクーラーだった。ぐるっと回ってメーカーだけ元に戻ってきたようだ。
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購入金額
3,000円
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購入日
2010年11月19日
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購入場所
TSUKUMO通販
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