歴史に名を残す名機です(;=゚ω゚)=333
【メーカー/型番】ASUSTek / XP55T2P4
【チップセット】intel 430HX
【Socket/Slot】Socket7
【対応CPU】FSB50~66MHz、CPUコア2.5~2.9Vのintel、AMD、CyrixのCPU
【メモリスロット】SIMM×4
【拡張スロット】PCI×3、ISA×3、PCI(MediaBus2.0)/ISA×1
【主なオンボードデバイス】USB×2、IDE
【フォームファクタ】ATX
【リリース時期】1997年頃
どこから説明すれば良いのか迷うほど特色の多いマザーです(^^;
Socket7世代はマザーのL2キャッシュがオンボードで搭載されているのですが、この機種はL2キャッシュ・モジュールで増設することができました。(Socket7の横のSlot1みたいな茶色のスロットです)
現在のマザーのフロント用USBのように、USBがピンヘッダで供給されていましたが製品に付属せず、当時は引き出し用のコネクタも出回らなかった為、使えるようになったのは随分後のことでした(^^; (PCIスロットの上2つの間にある白いコネクタです)
拡張スロットとして、PCIバスを拡張した形状のASUS MediaBus2.0が搭載されています。これを搭載したカードはほとんど出回りませんでした・・・ネットで検索すると面白そうな複合カード等が出てきますが・・・
この頃のマザーでは一般的でしたが、後ろのコネクタは1列(シングルデッカー)でした。
また、IDEやFDDインターフェイスがコネクタになっておらず、ピンヘッダのままになっています・・・
このマザーが名機といわれる特徴として、隠し設定の多さがあります。通常、FSBと電圧は上記の通りですが、FSB83Mzの設定や、この当時で2.0Vの電圧を出力できます(;=゚ω゚)=333 リビジョンによって差があったと思いますが・・・
本来、MMXや初代K6を載せるマザーでしたが、(ベータ版)BIOSの更新によりK6-ⅡやⅢ、非公式パッチでK6-Ⅱ+やⅢ+を載せることもできたらしいです・・・ここまではやったことありません(^^;
当時、ASUSTekが支持されたのは、安定性はもちろん、素晴らしいまでの(隠し設定による)アップグレード性や後々までBIOSをUPしてくれるサポート体制でしょうね。まさに名機です(;=゚ω゚)=333
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購入金額
5,000円
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購入日
1999年頃
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購入場所
大阪日本橋(中古)
お富さん
2009/09/26
私も・・。このマザーには本当にお世話になりました!
最後には・・あまりに過酷なドーピングを施した結果、昇天してしまわれましたが(苦笑)未だに、こうして拝見すると懐かしくなります。
ふっけんさん
2009/09/26
確かにこのマザーで高クロックのK6-ⅡやⅢを動作させて昇天させられた記事はネットでよく見かけております(^^; 現在の無理なオーバークロックではCPUの方が昇天されますが、当時はマザーの電源の方が先立たれることが多かったです・・・(むしろ、CPUは頑丈でした)