BIOSのCPUの項目に1GigaProとアヤシイ表示がされます(^^;
【メーカー/型番】ECS / P6VEM3
【チップセット】SiS630E
【Socket/Slot】CPU on Board
【対応CPU】1GigaPro
【メモリスロット】DIMM×2 (PC133 SDRAM)
【拡張スロット】PCI×3、ARM×1
【主なオンボードデバイス】CPU、VGA、サウンド、LAN
【フォームファクタ】M-ATX
【リリース時期】2003年夏
この製品の最大の特徴は、謎のCPU「1GigaPro」搭載に尽きます(;=゚ω゚)=333 って言っても、ググれば10秒で正体が判りますが(笑)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020119/1gig...
↑これと同じです。ファンだけでなくCPUにまで「1GigaPro」と書かれています。
ちなみに上記、PC-ChipsとECSがグループ会社(製造ラインは同じ?)で、全く同じ製品の型名違いなどが登場します。PC-ChipsはPC100ブランドで知られ、2000年頃までは台湾の最大手クラスだったはずです。ATフォームファクタの時代からVGAやサウンドのオンボード化に取り組み、小型化とコストパフォーマンスではリーダーシップ的な存在でした。
また、当時の台湾の流行か(^^; 怪しいブランドを付けるのが好きな会社でした。
CMIの音源チップにSoundPro、Slot1のチップセットSiS5600にBXPro、SiS620にXcel2000、MobileAthlonXP1400+をPro2100+とか色々付いています。今だと台湾のパチモンはけしからん!とか言われそうですが当時はバレバレで微笑ましいものでした。
で、1GigaProの正体はサミュエル2コアのVIA C3-733MHzです。これを1Gというには少々無理がありすぎです(^^; 恐らく、486SX-1GHz相当だったのでしょう(笑)
ちなみに後継機種としてC3-800MHzになった1.1GigaProも存在します。
マザーは多機能でCPU、VGA、サウンド、LANがオンボードであり、メモリと電源だけあれば起動の確認ができました。Win98でOffice2000を使うなら申し分ない性能の安価なマシンが組めました。
もちろん、静音かつ省エネです。
C3オンボードマザーとしては珍しく、M-ATXでPCIを3本も持っていましたのでファイルサーバーや高音質なMP3ジュークBOXにも使用できました。
ちなみに付属品として互換OfficeのCDまでが付いていました。(インストーラーで当時のOpenOfficeの派生だとすぐに判りますが・・・ちなみに日本語ではありませんでした)
しかし、チップセットはSiS630Eですが、VIAのPLE133あたりだと更に安くできたのではないでしょうか?
2Dの描画すら遅くなりますが・・・
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購入金額
7,000円
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購入日
2003年頃
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購入場所
大阪日本橋
s3zm4rさん
2011/01/21
いくらなんでもそれは酷く言い過ぎでしょう。
...と調べてみたら、言い過ぎでは無い気がしてきましたw
半分の動作周波数とは言えFPU付ですから「486DX-1GHz相当」はいかがでしょうか?w
ふっけんさん
2011/01/21
>半分の動作周波数とは言えFPU付ですから「486DX-1GHz相当」はいかがでしょうか?w
(゚∀゚)確かにFPU付きなので、DX付きの方が正しいですねw
でもFS33MHzの486で1GHzを実現したらどれくらい速いのでしょうね(^^;
33MHz×30倍!=1GHzw