SATA機器をUSB接続で使用できるようにする変換ケーブル。ACアダプタ付属。
相性の可能性は捨てきれないが、HDDや光学ドライブで使用可能。
一時的に内臓SATA機器を外付けで使用したり、テストの為に動作させるのに便利。
[使用用途]
私はこのUD-505SAを主に自作外付けHDDをパソコンと接続するために使用しています。内蔵HDDを裸族のアパートなどに設置して、手軽にUSBでパソコンとつなげることができるのでとても重宝しています。
USBですとSATAと比べて速度は1/3程度(30MB/sec前後)になってしまいますが、大容量のデータの読み書きでなければあまりストレスはありません。もし大容量のデータの読み書きが必要になっても、eSATA搭載パソコンであれば、電源ケーブルはそのまま流用してパソコンとはeSATA変換ケーブルを用いて接続することで速度問題は解決できます。
競合製品の中にはデータ通信ケーブルと電源ケーブルが一体になったタイプの製品もありますが、どちらか一方だけを使用することができない場合がありますので注意してください。もちろん、ケーブルの管理の面などでは一体型にアドバンテージがあります。
[使い勝手]
(私の使い方は少々特殊ですので参考になるか少し疑問ですが、一応書いておきます。)
私はUD-505SAの電源ケーブルとACアダプタをメタルラックに結束バンドでゆるく固定しています。そのメタルラックには自作外付けHDDを固定していて、ぶら下がっているケーブルを差し込んでスイッチをONにすればすぐに使用できるように工夫しています。そうすることで邪魔なACアダプタごとメタルラックに固定できるようにし、ほかの作業の邪魔になることを防いだり、誤ってケーブルを引っ張ったりすることがないようにしています。そのような環境であることを前提に話しますと、非常に使い勝手が良いです。
ケーブルは曲がりにクセがなく取り回ししやすいですし、SATAコネクタ部にはラッチがついていますので、不意の挿抜を防いでくれます。電源ケーブルも比較的長めでメタルラックに固定しても長さが不足することはありませんでした。ただこれに関しては一時的にちょっと出して使うという用途においては長すぎる気がします。私自身がそうした際にもケーブルを邪魔に感じました。それはACアダプタに関しても同様です。最近の国産ノートパソコンに付属しているACアダプタと比べるとおそらくUD-505SAの方が大きいと思います。巨大というわけではないですが、小さいとも言えず、そのまま机の上に置いたりなどすると邪魔と感じるでしょう。電源コネクタの固さはちょうどいい感じです。抜き差しの際に適度な力が必要なので、すっぽ抜けることもないですし、無理な力を加えてHDDを破損する恐れも低いです。
[発熱]
変換ケーブルの中間にはSATA信号とUSB信号を変換しているチップのボックスが付いています。板ガムよりも2回り厚く、1回り大きい程度なので邪魔にはなりにくいです。ここで注意が必要なのは発熱です。問題になるほど熱くはならないのですが、触って暖かいと感じる程度には発熱します。もし室温が高い部屋で使われるときには注意が必要かもしれません。ただ私の部屋も夏に30度前後になりますが、問題は確認できていません。ある程度の風通しが確保できていれば熱暴走などの危険はないでしょう。
[その他の使用法1~手軽に外付けDVDドライブ~]
ここ1年ほどで光学ドライブを搭載していないノートパソコン(ネットブック)が流行し、その為に外付けDVDドライブが売れているそうです。UD-505SAはHDD以外にもSATA接続DVDドライブにも使用できます。私自身、ネットブックの再セットアップに必要になり、内蔵のDVDドライブを引っ張り出して外付け化しました。HDDからのリカバリーやUSBメモリからの方法もありますが、まだまだDVDなどでリカバリーメディアが提供されることが多いのでいざという時の為に憶えていても損はないと思います。ただ接続している際に内部のディスクは高速回転していますので、ドライブに衝撃を与えないように気を付けてください。あくまで一時的な利用をおススメします。
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購入金額
1,880円
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購入日
2008年11月15日
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購入場所
ヨドバシカメラ
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