こちらでVossさんがレビューしている「譲渡した電源」そのものです。ありがたや。
BRONZE認証ながらその効率は上位認証にに迫るとかなんとか。つや消しブラックの本体にグリーンのさりげないラベルが清潔感あふれる雰囲気(汚れてたけど)。
背面排気口もハニカムや丸穴メッシュではなくタテヨコのメッシュで、他の電源とはちょっと違った印象を持つ(写真3枚目参照、奥は後述のBE-Q530W)。
早速私のメインマシンにして変態PCに搭載してみる。
現在搭載しているのは「be quiet! DARK POWER BE-Q530W」。この電源も丸5年間まったく問題なく使用できたお気に入り。当然80Plus認証なぞ無い時代の電源。果たして効率の差は…
ちなみに現状530W電源がついているのだが、これはPentium4 3.2EGHz+HDD3台+光学2台+MO+FDDという以前の重装構成の名残で、現在はCore2Duo+SSD+HDD+光学と一般的かむしろ大人しい構成になっている。
Parheliaの詳細な消費電力は不明だが、AGPの供給電力が最大25Wなので補助電源のないParheliaはこれを超える訳が無い。要は400W級の電源でも耐えうる構成。
まずは取り付けないと話にならない。BE-Q530Wにはファンコン機能が内蔵されており、一部のケースファンをそれで制御していたのだが、当然TP-550にはその機能がないのでケースファンの配線もあわせて変更…結局ほとんど配線をしなおすハメになった。
ついでに電源を切った後に自動車のターボタイマーの如くしばらく冷却ファンを回す機能もTP-550にはない。なんだかんだで細かいギミック多かったなBE-Q530。
TP-550のコネクタは「半プラグイン」とでも言うべきか、少量の4pinやSATAコネクタ類が直付けされていて足りない分はプラグインコネクタをプラスするタイプ。今回はプラグインコネクタもらってないし、上記の通り控えめな構成なので直付けコネクタで全然足りた。
ワットチェッカー実測値
BE-Q530 アイドル91W CPU負荷127W
↓
TP-550 アイドル86W CPU負荷122W
というわけでどちらも5Wの低下。乱暴に言えば100W前後の負荷なのでちょうど5%効率が良くなったとも言える。案外変化が少ないのは元々BE-Q530Wの変換効率が年数の割りにがんばっていた証拠かもしれない。
音はケースファンの類のがよっぽどうるさくて、電源の音を掻き消してしまい交換前後で差は判らなかった。ただ元々控えめな冷却ファンだったBE-Q530以上に排気風が少ないので、静音性はさすがに高そう。
効率性能と静音性能が手堅い上に(もらった私が言うのも変だが)手ごろな実売価格を兼ね備えているので安心して使えますね。
この登録の後、容量に余裕のあるメインPCは350W GOLD電源に換装。一応我が家最大容量電源となるこのTP-550はAntec繋がりでP183に組み込んだ。
2700KレビューやそのOCの検証、HD5770のクロスファイアテスト等(私にしては)高負荷で、また構成変更の多い用途で使用している。その際先述の「セミプラグインケーブルは貰ってなかった」事が仇となりPCIexコネクタが足りなくなってしまったのだが、リンクスSRで(恐らく同等品と思われる)PCIexプラグインケーブルを入手できたので事なきを得た。
にしても、いつになったらこれを越える容量の電源買うんだろう…
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購入金額
0円
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購入日
2011年05月20日
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購入場所
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