ビットレートが低い圧縮オーディオについて高音質で「自然な心地よい音」で再生するのが目標だったようです。
●システム構成とバリエーション
高音質でデジタル音楽を再生するために、
・折畳可能ヘッドフォン
・USBオーディオ(再生専用)アダプタ VC-24 or VC-48
・高音質化ソフトウェア
から構成されたもの。
バリエーションがあり、
ヘッドフォンは、
ハイエンドは、オーバーヘッド (HP-U48.OH-BK) と インナーイヤー (HP-U48.IE-SL)、
スタンダードは、オーバーヘッド(HP-U24.OH-BK,WH,SL)とカナル型(HP-U24.CN-BK)
アダプタは
ハイエンドには VC-48 USBオーディオ 96KHz/24bitが
スタンダードには VC-24 USBオーディオ 48KHz/16bitが
付属します。
●高音質化ソフトウェア
Windows XP, Vista 32bit, MacOS Xで動作するアプリケーションで、
マクセル独自の高音質技術「Bit-Revolution(ビット・レボリューション)テクノロジー」により
16KHzを超える高域について、16KHz以下の基本波から高調波成分(倍音成分)を補間する仕組みです。
ハイグレードではさらに 24bitへスムージングすることで、ダイナミックレンジを 120dB以上に拡大します。
これとは別に聴覚感度補正によりユーザーごとの高域補正を行えます。
●その他
VC-24は ヘッドフォン出力しかもっていませんが、
VC-48は ラインアウトももっていますので、通常のUSBオーディオI/Fとしてつかってもいいでしょう。
VC-24は BarrBrown の USB audio (USB 1.1) を使用していますので、専用ドライバがなくても 動作します。UHCI推奨です。
●感想
ヘッドフォン単体の音は悪くないのですが、装着感はよくないですね。
折りたためますので、持ち歩きには良いと思います。
経年劣化でパッドがボロボロになってますが、メーカー製造中止でサポートを受けられるかどうかはわかりません。
このシリーズのヘッドフォンは Audio Technica ATH-FC7のOEMっぽいので、パッドを変えてみようと思います。
なお、USBの電源ノイズがヘッドフォンに出てきます。結構目立つので細工してみようかと考えています。
(2011/6/9 追記)
USBアダプタですが、玄人志向の電源+ASROCK H67DE3ではノイズが目立ちませんでした。
GA-MA785GM のときは結構載っていたんですけどね。
さて、パーツが来たので、さっそくパッド交換しますよ!
注文したパーツは、ATH-FC7用のパッドHP-FC5イヤパッドです。
パッドの部品番号は変わることがあるので、注文はヘッドフォンの型番で行います。
ウェブから注文して、その後はメールでのやり取りになります。
これまでも、ケーブル交換や、イヤパッド交換などいろいろとお願いしていますが、
オーディオ・テクニカのサービスセンターはいつも丁寧な仕事ですし、製造終了後も
同型後継品を出すなどしているので、長期で修理可能な点が好感を持てますね。
送り状の裏側には、交換方法が書いてあります。この内容はHPにもあります。
パッドは消耗品です。汗と皮脂にさらされるうえ、柔軟性がだんだん失われますので、
ひびが入るころには交換しましょう。
なお、今回の部品代は送料込で 1210円でした。
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購入金額
3,000円
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購入日
2008年頃
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購入場所
はにゃさん
2011/06/05
Cacopholicsさん
2011/06/08
はにゃさん
2011/06/08
気になる商品ですよね。実際音が変わりますし、心地よい変化なので、もう少しメーカーさんにがんばってもらいたかったですね。