いろんな意味でSleipnirによく似たブラウザです。
こちらも国産のブラウザだからかもしれません。
LunascapeもSleipnir同様に多くの機能を予め内蔵しているタイプですので、
別途プラグインを探し回る手間はありません。
エンジンが3種類から切り換えられます。
IEで使われているTrident…大半のサイトはこれを基準に作られていますので、
表示がおかしくなるとかそういう不具合のない安定したエンジンです。
Firefoxで使われているGecko…表示が速いですが、ちゃんと表示出来ないサイトも多いです。
Chromeで使われているWebkit…Geckoと似たような感じです。
SleipnirでもTridentとGeckoの切り換えは出来るので、機能的にはあまり変わらないですね。
カスタマイズの項目が多いです。
Sleipnirも多かったですが、こちらも同じくらいありそうです。
とはいえ、使う項目は決まっているので、私の使い方だとあまり関係ありません。
Sleipnirはタブの幅や高さ、表示場所が決められましたが、
Lunascapeでは幅と上か下かしか選べないようです。
マウスジェスチャーとか使えます。
昨今のブラウザではもはや常識と言える機能です。
一度使うとこれなしではダメですね。標準搭載してないブラウザはIEくらいです。
Chromeなんかは拡張機能として別途入手する必要がありますが…。
IEはいつになったら搭載するんでしょうね。NAVERツールバーとか使いたくないです。
ファイルサイズは大きめ…
Sleipnir2はあれだけの高機能で僅か13MBという驚異のサイズでしたが、
Sleipnir3では100MBに達してしまいました。
しかし、Lunascapeは120MBもあります。これはちょっと大きすぎるような…。
容量に困っていないデスクトップだからまだいいですが、
タブレットで使うにはもう少し軽量化して欲しい所です。
Operaは35MBです。ただし、アップデートしても古いファイルが残って肥大化します。
Chromeも肥大化するようで、私の環境では280MBありました。
一時期Chromeは流行りましたが、もう使う理由は無さそうです。
記憶容量が少ないPCで使うならOperaにします。
ちょっと便利な機能があります。
まず、「なぞり検索」
サイトの文章を選択するとweb検索の選択肢が表示されます。
Sleipnirでもありましたが、こちらの方が検索の種類が選択出来て便利そうです。
デフォルトでGoogle検索、URLを開く、翻訳などが選べます。
英文を選択して翻訳すると一発でGoogle翻訳が開くのは良いです。
他にもamazonなど…検索サイトの設定はプラグインの管理から行えます。
「分割表示」
ボタン1つで今開いている全てのサイトの一部をウィンドウいっぱいに並べます。
同じサイトから複数ページ開いている時などはタブの名前で区別出来ませんので、
そういう場合は便利だと思います。
アドレスバーにURLを貼ると新しいタブで開くという設定も地味に便利です。
他のブラウザの場合は新規にタブを開いてから貼り付けて移動していましたからね。
ちょこちょこ弄ったおかげで、動作と見た目はSleipnir2とほぼ同じになりました。
製品版Roboformもプラグインの管理から有効にする事が出来ましたし、
なぞり検索とアドレスバー設定のおかげで使い勝手は向上しました。
Sleipnir2の更新もされなくなるでしょうし、
Sleipnir2利用者でSleipnir3に絶望した方は是非試してみてください。
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購入金額
0円
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購入日
2011年11月16日
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購入場所
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