この録音は私もかなり気に入っています。

確かオルフの監修が入っていた気が。

「『運命の女神』の絵に触発されて一晩で書き上げた」とか、「この作品が完成したあと、今までの作品全て破棄した」とかの逸話もまた音楽に負けずドラマティックですよね。
Ｒ．シュトラウスの流れを汲んでいたというそれまでの作品がなくなってしまったのは残念ですが。

あとメンバーは大分違いますが、ヨッフム指揮の「勝利三部作」の残り２曲が入ったディスクも聴いてみたいと思いつつはや数年です。

lapisさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
私もこの曲は、録音の古さを差し引いてもこのヨッフム盤が今でもベストだと思っています。
なぜかこの作品、独墺系の著名な指揮者がなかなか振ってくれないんですよね～。そんな中、おっしゃるとおりオルフ監修のこのヨッフム盤がやはり他の若手の演奏(この曲、巨匠となってからまた録音したのは他にプレヴィン位でしょうか・・・)より一頭地抜けているように思います。

>『運命の女神』の絵に触発されて一晩で書き上げた

おぉ、そんなエピソードがあったのですか。不覚・・・(笑

トリオンフィ３部作、ヨッフムによる「カトゥーリ・カルミナ」は所有しておりますが、「アフロディテの勝利」は曲自体未聴です。いつか聴かなければ・・・

あと、｢時の終わりの劇」というオルフ最後の作品がカラヤン盤で存在しますが、かな～りキワモノ的な曲でした。まるでお経のような部分とかありましたし。(笑)傑作とは言いがたいですが、もし機会がございましたら一度耳にされてはいかがかと。