さすがにノートPCのオンボードサウンドに期待は禁物ですよね。

実際ちょっとパワーに欠けるかなと思います。

この製品なら多少のパワーアップは期待できるでしょう。

特に低音は豊かなものになります。

実は24bit/96kHzまで対応と意外と高い実力を持っています。

「ステレオミックスが欲しいんだよね」って人もいるかもしれません。

が、しかし…

このサウンドカードについてくるドライバが曲者です。

この製品に限らずCreativeのサウンドカードで広く使われる[ksaud.sys]が原因でブルースクリーンが多発するなど問題もあります。

ksaud.sysで検索をかけてみるとまぁひどいものです。

特にwindows7での発生報告がよく出ていますね。

デスクトップの場合はASUS製のマザボとの相性が悪いなんて話も出てきます。

ちなみにwindows7の場合はドライバを付属CDからではなくメーカーサイトから対応しているバージョンをダウンロードして使うんですが、この製品用のドライバは僕の読み方が間違っていないとすれば2011年から更新が無いようです(メーカーサイトでUSAに変更すると出て来るようですね)。後継機のX-Fi Surrround 5.1 Proには今年の2月に最新のドライバが提供されていますし今年はそのさらに後継機に当たるX-Fi Surrround 5.1 Pro r2も発売されました。

できることなら以前の製品に対してもう少しサポートが充実して欲しいですね。

あと、この類の製品でまずいと思うのは音の遅延が激しいことです。

ゲームジャンルによっては重大な問題に発展します。

動画も動きと音が合っていない状態になります。明らかにズレてるなってわかるほどにズレます。

せっかくの実力が台無しな状態のままになっているのが非常に残念です。