レビューメディア「ジグソー」

静電容量無接点方式、押下圧ALL45g 日本語91キーモデル

Topre Realforce91UDK-G (NG02B0)
http://www.topre.co.jp/products/comp/index.html
http://www.diatec.co.jp/shop/det.php?prod_c=588

静電容量無接点方式で高い評価を得ている東プレ製キーボード「Realforce」シリーズ。
そのバリエーションであるRealforce91UBKをベースとした販売店(ダイヤテック)特別モデルです。

私は理想の打鍵感を求めて、定期的に「キーボード欲しい病」を発症するのですが、
今回は、未だ試していなかった静電容量無接点方式であるRealforceを選択してみました。
ほぼ同一仕様で、キー配列、大きさが違うHappy Hacking Keyboard Professional 2も迷ったのですが、日本語配列、通常サイズ、テンキーレスということで本製品にしました。

「Realforce91UBK」シリーズの共通仕様である
・USB接続
・テンキーレス
・日本語91キー
・黒色
・カナ刻印無し
を基本に

・押下圧ALL45g
・昇華印刷キー刻印
・左「Ctrl」と「CapsLock」の入れ替え可能(交換用キートップ付属)
・「Esc」と「半角/全角」の入れ替え可能
・「Windows」キー、「アプリケーション」キーの有効/無効の切り替え可能
・FPSゲームユーザー向けに紫色の交換用WASDキートップも同梱
の仕様変更を加えたカスタムモデルとなります。


フルサイズキーボードのテンキー部分をばっさり切り落とした形状で、横幅は省スペースですが、奥行きはそれなりにあります。
また、黒いキートップに黒い文字刻印は恐ろしく見辛いです。

それでは、実際の使用感です。



とにかく軽く、リニアなキータッチでクリック感が全くありません。キーボードを「打っている」という感覚がほとんど無いですね。
全キー押下圧45gと言うことで、RealForceとしては比較的重めなキータッチのモデルを選んだつもりでしたが、リニアな上、押下のかなり浅い段階で文字入力されるため、軽くキーに「触れるだけ」で文字が入力されていく感覚です。

なるほど、確かにこれは入力効率が良い。疲れを全く感じません。
長時間キー入力作業をするのならばRealforceが良いと言われるのも納得がいきました。

しかしながら私のこれまで触れたキーボードでは、明確なクリック感、底打ちした感覚で、指先が「文字を打った」と感じるのが基本だったため、この軽すぎるキータッチに慣れるには少し時間が必要かもしれません。
改めて、自分の好みのキータッチは明確なクリック感、重み、反発を感じるものである事を再認識してしまう結果となりました。
  • 購入金額

    20,000円

  • 購入日

    2010年05月頃

  • 購入場所

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