うーん、そうですね～・・・私個人のカラヤン観としては、あれだけ広大なレパートリーを持っているので、人によって合う・合わないが結構あるのではないかと。
音の徹底した磨き上げはこの人の真骨頂でしょうし、構成のバランス感覚も流石と思わされることが多々あり、おっしゃるとおり安定感はほんとうにすばらしいですよね。そういった特長が非常に良く活かされているのが、オペラの分野と、難解な音楽だと個人的には思います。新ウィーン楽派の管弦楽曲集なんかは私も超名演だと思います。また、イタ・オペはちょっと毛色がちがうかなと思いつつもアイーダの新盤にはうならされました。
ただ、どうもあと一歩感情的に踏み込んで欲しいなと思わされることも結構多く、本来のメイン・レパートリーのはずのドイツ製交響曲の演奏にそういったものがみられます。この方はフルヴェンよりトスカニーニのスタイルを見習っているようなので、イン・テンポの演奏が基本なのでしょうが、トスカニーニの燃焼度の高さと比較してしまうとやや生ぬるく感じてしまうんですよね・・・
というわけで、私の「もちもの」の中にオネゲルの交響曲がカラヤン盤で入っております(笑
もちろんこれらは私の個人的な感想ですので、何卒ご了承いただきたく存じます。

ところで、SEQUERRAとは、あのチューナーのセクエラのことでしょうか?すみません、勉強不足なもので・・・

素人の私には感情的な演奏が邪魔なことが多いんですね。だから初めての曲はまずカラヤンで聴いてみてそれから他の演奏に手を出していくことが多いです。

＞SEQUERRA
そうです。あのチューナーのセクエラが作ったスピーカーです。
MET７は改良を重ねて現在も生産されている筈です。

ご回答ありがとうございます。そうでしたか、セクエラはスピーカーもあるとは知りませんでした。もっと色々勉強しなければ・・・

>素人の私

何をおっしゃいますか!!素人の方はスクリャービンなんて近づこうとも思わないのでは。それに経験豊富な方ほど、感情的なバーンスタインより、カラヤンのような演奏を好まれるのではと思っております。

かくいう私は、バーンスタイン派です(爆

スクリャービンは30年ぐらい前にストコフスキーがらみで事故に遭っただけで、その後は聴いておりません。

ストコフスキーもカラヤンと同じく通の方に色々言われます。　が、、、素人の私にはクラシックらしく聴ける、聴きやすい、楽しめるのです。（このあたり完全にド素人）　またどちらも録音や映像に関心が高かったですね・・・彼らには感謝しています。

いや、ストコフスキーは逆にマニアックじゃないかと・・・

ゲテモノ食いを自称している私ですが、彼の演奏はまだ聴く勇気がありませんです・・・

でも彼の編曲したトッカータとフーガはすごいですね～、ビフテキみたい(笑

その後ストコフスキーを聴きまくりました。
正に「ビフテキ！」、超豪華な味付で美味しかったです。どれも同じ味に仕上げてしまうあたり、私は本物だと思う。お陰様でクラシックはお腹いっぱいになりました。

いや、また是非ともお腹を空腹にしてください～(笑

ストコフスキーは、近代的なオーケストラ配置をつくった(その名もまんま、ストコフスキー配置(笑))というとても偉大な一面でしか私は知っておらず、前述のとおりまだ臆病風に吹かれておりますが、STUDERさんのお気に入りということですのでそろそろ覚悟を決めて試しに聴いてみようかな・・・

とりあえずはチャールズ・アイヴズの交響曲第４番で(爆

アイヴズ英国オリジナル盤をもってたのですが処分してしまったようです。スクリャービンも見つかりませんでした。残念！

うわぁーーっ!!もったいないっっ!!

この曲は名声の割りに録音が少ないにもかかわらず、ストコフスキー盤という強力盤があるんですよね～
しかしそれを聴こうとしていなかった私はヘタレです・・・(爆

とりあえず、新年度のバタバタが落ち着いたら試してみようかな・・・

私の持っていたアイヴズは「オーケストラセット」第二番でした。
持っていた記録はありましたが物は無しです。
交響曲第４番は米キャピトルでしたか？
スクリャービンは交響曲第4番「法悦の詩」をもっていましたが今は無しです。
あまり関心が無かったみたいで曲名も忘れてしまっています。
誠に申し訳ございません。

そうです、そうです。米キャピトル盤です。

まあ、この曲こそゲテモノの典型ともいえる作品ですし、まさに好事家向であると思います。第２楽章なんか、初めて聴いた方にはただの騒音にしか聴こえないでしょうし・・・

そのあたりをストコフスキーがどう料理をしているか、期待しています(笑