私も最初は正直あまりパッとしないメロディーだなあ、と思いました。この曲は聴き込むごとにその良さが実感できる、スルメのような(たとへが古ひ)味わい深い作品だと思います。私の場合、４～５回位聴いてから、この曲の、まるで夕焼けの美しさのような魅力を感じ出しました。

第２番は、ボールト盤のところにも書きましたが、ちょっといちげんさんおことわりな所があります。味わいはより深いのですが、玄人好みというか、早々に聴いてしまうとちょっと敬遠してしまうかも知れません。曲がわかりづらいのではありませんが、良さが少しわかりづらいのではと、大変失礼ながら申し上げさせていただきます。実際、私はこの良さを理解するまで５年程かかりました・・・(汗

この作品は、ギル・シャハムのディスクで聴いたことがありますが、なんか凄く良かった気がします。
ただ、メジャーになるには長すぎるみたいですね。
聴き込めば、色々分かってくるのでしょうが、やはらその長さのために、捕え所がないような気がしてくるというか。

エルガー上級者向き何ですかね（笑）

そうですねぇ、やはり長過ぎと感じる方がほとんどでしょうね。特に第３楽章は。

第１楽章はドラマティックに最後の方まで展開していくので、２０分位でも気になりませんし、第２楽章は緩叙楽章でそれほど長くないので大丈夫でしょうが、第３楽章はなんというか、少しとりとめの無い感じで２０分以上ですからねぇ・・・

第１、第２楽章は中級で、第３楽章のみ上級者向けかなっと私的には思います。

でもこの曲、ハマってしまうと何か魔性のような魅力を感じてしまうのは私だけでしょうか・・・(笑