レビューメディア「ジグソー」

定番のゲーミング用低価格マウス、でも一般用マウスとしても良い製品

ゲーミング用マウスはピンキリですが、このマウスは安い製品の中ではかなり使いやすいマウスの一つです。実はこのシリーズは初代のMX500の頃からずっと使い続けていて、このMX518は4台目だったりします(MX500→MX510→MX518.途中で1回修理という名の交換に出しています)


・光学センサーを採用していますが、下手なレーザー式マウスよりもずっと安定感と汎用性が高いので多くのサーフェスで利用可能。低センシ(1~1.5m/s以上でマウスを振るような極端にマウスのセンシが低い使い方)でなければ性能的にも十分。

・マウスホイールが光学式で機械的な接点が無いのでホイールの劣化やエラーの心配が全然無い(機械式ロータリーエンコーダを使ったホイールはどうしても劣化するのでホイールを多用するような人は避けた方が○)。

・5ボタン(左右+ホイール+左側の2ボタン)マウスなのでゲームをするときにボタンが足りないという事が無い

・ボタンもちゃんと耐久性の高いオムロン製マイクロスイッチを採用していて安心
(安いマウスや、高いゲーンミング用マウスの中でも耐久性に問題があるタクトスイッチを採用しているものがあって呆れる)。

・ホイール上下にある3つのボタンは解像度の上げ下げ用と窓をフリップさせるボタンで解像度変更ボタンは意外と便利。こちらは耐久性の低いタクトスイッチですが頻繁に押すボタンではないので問題ないと思われます。

・純正のマウス用ソフトウェアではホイール上下のボタンへの設定割り振りが自由に出来ないのが難点ですが、uberOptionsやSetPointPlusを使えば自由度大幅up

・軽いので振り回して使っても疲れにくい

・ロジクールの3年保証があってサポートも簡単に修理/交換に応じてくれるので安心して使える

×
・純正ソフトでは設定の汎用性が低すぎる

・コードがゴム製で堅いため、テーブルやPCの位置などによっては、ゲーム時にマウスケーブルが引っかかる事が結構発生する

・ハードウェアマクロが無い、ボタン数が5つまで、レーザー式ではなく光学式なので「一見すると低スペックマウス」に見える

・非純正ソフトを使ってホイール上下のボタンに色々と割り振ると、上記の通りタクトスイッチなので劣化しやすく途中で効かなくなる事が考えられる

・サポートは基本電話で連絡しないと対応が遅い、その電話が繋がりにくい事が結構あるのでかける時間が重要

・少し大きいので手が小さい人には若干向かない


MX518は現在ディスコンで後継のMX400(ロジクール自身もTHE NEW MX518として売り出している)が出ていますが、大きな違いはセンサーの解像度の向上くらいでそちらにも上記が当てはまり安心して使えると思います。

価格的にも手ごろなので、ゲーミング用としでではなく普通の低価格マウスが欲しい人にも進めたいマウスですね。
  • 購入金額

    3,200円

  • 購入日

    2009年頃

  • 購入場所

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