ただ、仮にも数十万円で高級オーディオ製品として売られているものと、実売2万円弱だった量産品のDVDプレイヤーが同等の音質ということはあり得ないでしょう。私自身は比較試聴をしたことがないので何ともいえませんが、実際に聴き比べた方のレポートではやはり音質は全くの別物だったということです。
写真で比較する限り、筐体や電源部が大幅に違うのは当然として、気になるのはアナログ出力端子の回りに高級SACDプレイヤーの方は独自の基板が取り付けられていて、この部分で音質をチューニングしているのではないかという見方もあります。
それでも基本パーツはこの製品のものが流用されているということは、この製品の素性は決して悪くは無いということなのかもしれず、実際に出荷状態のままオーディオとして試聴してみましたが、思ったよりは悪くないという印象でした。
勿論所詮は量産品のDVDプレイヤーですから、オーディオ的に見れば不満はいくらでもあります。とはいえ、筐体の共振止めは皆無で電源部も安物スイッチング、配線の質も家電品汎用レベルのものですから、この辺りをオーディオ的な観点で手直ししてやるだけでも音質はかなり向上するのではないかという気もします。
実はこの機種は元々新品で買ったものが1台あるのですが、リサイクル店でリモコンだけ付属品が残っていたものが格安で出ていたので、改造の種に面白そうだと思って買ってきたため、2台持っているのです。時間が空いたら、そのうち1台を色々改造してみようと思っています。
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購入金額
1,260円
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購入日
2012年04月12日
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購入場所
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