水平から垂直方向へ90°／5段階クリックで風向きを変更出来ます。　

運転は弱／中／強の三段階切り替え。　背面にあるロータリーSWで操作します。　

高所に設置する事を予定されている方は、操作し辛いかもしれませんのでご注意が必要です。

この種の商品を使用するにあたり、注意すべき事のひとつに運転音があると思います。　

スーパー銭湯等に設置されている大型サーキュレーター等は

爆音を響かせている事が多いと思います。

しかし、この商品に限って心配ご無用です。

動画ではその様子が上手く録れませんでしたが、弱／中運転時には、ほとんど無音といっても良いほどです。

本体には運転状態を示すパイロットランプ等が装備されておりませんので、

消し忘れに注意する必要があるほどです。

冬はファンヒーターの前に床置き。　夏は冷気を循環させるに効率の良い場所。　

上記の写真は、店内の冷気を暑くて地獄の厨房内へ誘う設置です。

普通の扇風機と効果は変わりませんが、床に設置した時に小さなお子様の安全面ではサーキュレーターが安心です。前面グリルの隙間が狭いので、指の怪我の心配がほとんどありません。

隣り合った部屋の温度差を解消する役目も請け負います。

首振り機能やタイマー機能等一切ございませんが、そこはこの価格ですのでご辛抱を願います。
この価格なら複数をあちこちに展開する事が可能です。　

随時使い分ける方が効率的かもしれません。

スタンド裏側には壁掛け用の孔がありますので、タッピングビスで簡単に壁掛けが可能です。
卓上、床、本棚の上、壁面、あらゆるところに設置可能な軽量サーキュレーターです。　
部屋干しにも効果がありそうですね。

樹脂の質感、全体から漂う雰囲気、すべてが価格なりです。

ファンガードは120度間隔で3箇所に配置されている爪で、本体と固定されます。

このファンガードは、静音に役立っているようなんですが、隙間が狭いのでお掃除が大変です。

きちんと綺麗にしようと思うなら、マジックリンと綿棒が必須です。

3枚羽ファンは、見た目に貧弱なんですが、とにかく風切音が少ないのが不思議なほど。

清掃時には、力技で引き抜く仕様です。　

ファンガードとファンは水洗いが出来ますが、モーターを収めている本体側は？

やはりマジックリンと雑巾と綿棒が無ければ上手くお掃除出来ません。

床上設置ならともかく、卓上設置される場合は、まめにお掃除してください。

裏ワザとして、カー用品棚に並んでいる「アーマオール」と呼ばれる「洗浄艶出し乳剤」の利用をお勧めします。

このアーマオールは、洗浄力そのものより、「静電気防止効果」が肝です。

私は静電気由来の汚れが気になる「ブラウン管TV／パソコン／レジスター／電話」等は全て定期的にアーマーオール処理をしています。

また、樹脂や合成皮革に浸透して、その寿命を伸ばす効果があります。

以前愛用していた古いイタリア車のインパネや外装樹脂部品に割れが出なかったのもアーマオールのおかげ。

店内の合成皮革が貼られている椅子も、大変長持ちしています。

先日内部ウレタン劣化で張替え工事を依頼しましたが、職人さんが「ウレタンの劣化に比べて表皮が傷んでいないのは何故だ？」と、私にお尋ねになった程の効果があります。

肝心のモーターに関しては、最高点を与えることができます。

取説記載の設計寿命は5年ですが、連日の酷使に耐えて7年を迎えても元気ですから。

レビュースコアとしてフルマークを与えたいのに、個別評価で正直に書くと、そうなりません。

できればCP比で星7つをあげて、総合評価を５つにしてあげたいです。

7年前当時はコネコレビューでお小遣い稼ぎをしていたので、レビューの頭数を増やすために

ゼピール以外の商品にも手を出しました。

今は実家にある◯◯善のサーキュレーターがそうです。

見た目はほとんど変わらないのですが、送風音で大きな差が出ました。

ゼピールの圧勝です。

どことなく風の質もゼピールの方が柔らかいようにも感じます。

普段は床置きで「冷房の効きを拡散する用途」で使用していますが、

状況に応じて台の上に載せて「煙草の煙」を拡散する用途にも使います。

床置きで使っていると、不注意で蹴ってしまうことがあるんです。

何度かひどい目にあわせてしまいました。　

そのうちよく蹴られていた方の個体が「上下角調整クリック」が弱くなってしまいました。

筐体と台を繋ぐ支点に、樹脂製カバーが付いていますので、それをカッター刃等を利用して剥がしてください。　そうするとプラスネジが出ます。　そのネジを締めることで修理完了。

メーカーでは前面グリルに切られている「渦巻き型」の造形が、風を拡散させずに「トルネード気流」と称する「一点集中型」の風を送るのだと言っています。

この個体に「首振り機能」は備わりませんので、最初から拡散は期待してませんでしたが、はたしてどうなんでしょう？　よく判りません。

ただ、木久扇師匠を真似して「我々は宇宙人だ」をファン前面から試してみますと、ゼピールサーキュレーターは、ほとんど声を震わせないのです。　

細かいピッチで前面に渦巻状に設置されたグリルが、一点集中型の風を送るだけでなく、気流の平準化をも行っているのかもしれません。

白色彗星本体を狙うには、拡散波動砲より収束波動砲を持って良しとする。　って？

円筒部直径25センチ／全高28センチ／奥行き18センチ／質量約1.5キロ・実測値

電源:AC100V(50/60Hz)

消費電力:強31W/中21W/弱16W(50Hz)、強29W/中19W/弱15W(60Hz)

コード長:1.8m

実売価格2500円前後

完全に綺麗にお掃除をしようと思っても、それを拒む構造だけが難点です。

それ以外に文句はありません。

モーターから異音が出だしたら、もしくはファンの回転の様子がおかしく感じたら、

熱を帯びだしたら、、、

間違いなく次も同じ製品を買います。

気に入ってます。