レビューメディア「ジグソー」

スタンダートと言いつつ多才で多彩 何でもこなすASUSの優等生

さて、今回のプレミアムレビューにおいて急遽Intel DZ68DBから変更となったマザーボード「ASUS P8Z68-V PRO/GEN3」。


前回の2700K編ではすっかり出番が無かったので、その贖罪とばかりにみっちりご紹介させていただきましょう。特に見た目と組立時の使い勝手に重点を置いており、VirtuやISRT、オーバークロック等については割愛しているのでより実用的な面に関しては他の方のレビューをご参考にいただけたらと思う。

また、実際組み立てたPCについてはSSD編であわせて紹介している。どちらかといえばこのマザーボード編の後にSSD編を見ていただけると判りやすいかもしれない。




それでは本題
それでは本題


黒い基盤を持ちながら、青系統でまとめられたヒートシンクは涼しげ。ASUSロゴの部分は保護フィルムがついているので使用前に剥がすのを忘れずに。
メモリスロットは片ラッチタイプ
メモリスロットは片ラッチタイプ

PCIex16スロットは押し込むだけでロック解除ができるタイプ
PCIex16スロットは押し込むだけでロック解除ができるタイプ

そう、どちらもLGA775時代にはハイエンドマザーMAXIMUS II GENE等にのみ採用されていたタイプがフィードバックされている。特にPCIex16スロットはグラフィックボードの着脱が他タイプに比べ扱いやすい。他マザーと比べると形状の差がわかりやすい。
PCIexpress x16スロット
PCIexpress x16スロット

ローボルテージレビューにて使用したASRock Z68 Pro3-MやMSI組み込み向けP55-SD60(写真上)に使われているタイプはツメを引っ張る形になるのでCPUクーラーが隣接した場合取り外しが難しい。写真のMSIはツメが長いので大抵はすんなりはずせるのだが、ASRock廉価マザーはツメが小さくムリにはずそうとして何度も手をケガしている。
GIGABYTE GA-P55A-UD3RFoxconn H67S(写真下)で見られる押すとロックが外れるタイプも使いやすいのだがボード上側からのみなのはMSI&ASRockと同じ。ボード上下どちらからでもロックを解除できるのは、私の手持ちだとこのASUSタイプだけだ。


バックパネルはUSB2.0、3.0、eSATA、RealtekALC892 8chサウンドに加え、Bluetoothユニットを搭載。そしてIntel82579チップを使用したGbELAN。画面出力はDVIとD-Sub、HDMIを持つ。ディスプレイポートは省かれているがそもそも対応モニタが少ないので大した問題ではない。
個人的にはD-Subが変換アダプタ無しで直付けできる点と、一般的な縦配置ケースに装着した際、アクセスし易い最上段にUSBポートを4つ備えている点を評価したい(そこかよ)。

但しPS2ポートは省かれているので使い込んだPS2キーボードを流用しようとする場合USB変換ケーブルをかます必要がある。この辺りはゲーミング向けハイエンドモデル「R.O.G」シリーズとの差別化ということだろう。
PS2キーボードは使えないけどPS2用USBキーボードは使えるよ
PS2キーボードは使えないけどPS2用USBキーボードは使えるよ



SATAはチップセット対応のSATA3*2&SATA2*4に加え、Marvell製チップによる追加SATA3が2ポート。バックパネルのJMicron製eSATA2を加えれば合計9つ。一方、PS2同様FDD&IDE&LPTのレガシーインターフェイスはばっさり切り捨てている。まあ普通は必要ないものだ。むしろM-ATXのASRock Z68 Pro3-MにFDDとLPTが付いていたというのが謎だが。

ピンヘッダはフロントオーディオに加え、USB2.0が6ポート分、USB3.0が2ポート分、IEEE1394が2ポート分だ。この内IEEE1394はピンヘッダのみなので使用するには対応ブラケット等を用意する必要がある。


オンボードスイッチも搭載。またマザー各所にはVGA、ブートドライブ、メモリなどを診断するLEDを搭載しており、診断時や問題発生時に発光する。メモリ近辺にはメモリの相性を解消するらしいMemOKボタンや、オーバークロックモード・省エネモードへの切り替えスイッチを搭載していてギミック感も満載。

付属品はバックパネル・SATA3ケーブル*2・SATA2ケーブル*2・USB3.0ブラケット・Qコネクタ・マルチGPU用ブリッヂ・各種ドライバディスク&マニュアルと多くもなく少なくもなく、必要十分だろう。特にQコネクタは組立時の面倒なピン接続を大幅に簡略化できるので有用だ。
コネクト!
コネクト!


またUSB3.0ピンヘッダ非対応ケースのためにUSB3.0ブラケットが付属しているのもポイント。古いケースを流用する私にはすごくありがたいのだが…実は着いてないかもしれないと思ってジャンク品を1個別に用意してしまっていた。

青いものが別途用意したMSI版。ケーブルの長さは同じだが、硬いフラットケーブル2本のMSIに対してASUS版は太く丸いケーブル1本。どちらかといえばASUS版のが取り回しがしやすい。

マニュアルはクイックスタートガイドを除いてすべて英語。クイックスタートガイドは組み立てにおける最低限ながら必須事項を網羅しているので、とりあえずコレの通りに組み立てればパソコンが起動してくれる。しかしこの多彩なマザーボードの機能を生かすなら、英語マニュアルの方もざっと目を通しておきたい。


UEFIはDelキーを押すと起動し、「EZ mode」と言われるブートデバイスの変更及び自動省電力&オーバークロックモードへの切り替え、そして各種モニタリングのみ行える簡易モードが起動する。
なにこれかっこいい
なにこれかっこいい

従来型のBIOSに近い「Advanced mode」へは右上のメニューから移動できる。設定変更で初期画面をAdvanced modeに切り替える事も可能なので、自作に慣れている人はそちらに変更してしまって構わないだろう。
逆に初自作の人ならとりあえずブートデバイス順位くらいしか弄る事もないので、余計なモノを弄って起動不能にする心配の無い「ez mode」は親切といえる。

尚、SATAモードの初期値がIDEではなくAHCIになっている。両者の違いについて解説すると長くなるので省いてしまうが、過去のマザー、そして1155系マザーでもASRock Z68 Pro3-MやFoxconnH67S-B3は初期値がIDEになっているので、それが当たり前になっている自作経験者は注意すべき点かもしれない。

UEFIの特徴であるグラフィカルな画面を利用し、マウスも使用可能(気のせいかもしれないがASRockUEFIよりマウスのレスポンスが良く感じた)各設定項目に従来のBIOSより詳細な解説がつく。解説では大量にオンボードされたSATAやPCIex16スロットを「ポートの色」で区別している。
大量のオンボードデバイスと、3本目の黒いPCIex16スロット(最大x4動作)がバスを奪い合い排他デバイスが複雑になっているのでこの色分けが無ければ更にわかりにくくなっていた事だろう。

言語は日本語に指定する事もできる。
プリントスクリーンも撮れるんだぜ
プリントスクリーンも撮れるんだぜ

数年前のマザーにあった「なんともいえない中途半端な日本語BIOS」とは異なり、大半の項目が日本語化&ある程度読める日本語になっているので、実用的になっている。さすがにマザー独自機能は英語解説のみだが…いやそここそ日本語にして欲しかった気がしないでもない。
ちなみに昔の日本語BIOS。BIOSの制限と年を考えればこれでもスゴイ
ちなみに昔の日本語BIOS。BIOSの制限と年を考えればこれでもスゴイ



付属ソフトウェアは一つにまとめられており、今まで別々にインストール&アンインストールしていた各種ユーティリティソフトの機能を一括制御できるようになっている。もちろん機能を停止することで実質的にソフトを選択する事も可能だ。




ご覧の通り、一言で例えるなら「優等生」。いつも廉価マザーやへんてこマザーを好む私にとっては驚くほど隙が無い一品だ。
一昔前のハイエンドマザーROGシリーズのMAXIMUS II GENE並み…というかそれ以上のギミックも搭載していながら、ASUSのサイトのキャッチは「Intel Z68搭載スタンダードマザーボードのPCI Express 3.0対応モデル」だそうだ。マジカヨコレデスタンダードカヨ。

強いて弱点を言えば多機能すぎてUEFIの項目が多く、目的の項目を探すのが大変と言う事。従来型BIOSに近いAdvanced modeでも、迷う部分は迷ってしまう。少々見た目に懲りすぎている感が否めない。
とりあえずとっとと設定して次のステップに進みたいというベーシック嗜好のユーザーなら、従来型BIOSと同等の見た目を持つIntelやFoxconn系、そして見た目こそ進化したが基本的なレイアウトは限りなく従来型に近いASRockマザーの方が向いているだろう。ただこればかりは好みとしか言いようが無いし、見方によれば「全く新しいインターフェイス」を体感する楽しさも産まれる。

また、基板上に6つものファンコネクタを備えながら、回転数制御は2項目なのでドコとドコが制御されるのか判りにくい。ASRock Z68-Pro3-Mは4箇所のファンを独立制御できたのだが、こちらはどうも「CPU FANとCPU OPT」、「CHA FAN1とCHA FAN2」の回転数制御が連動していて「PWR FAN1とPWR FAN2」は制御が効かないようだ。またCPUFAN/OPTのコネクタに同じファンを繋いでも回転数に差が出たりといまひとつファン制御関連はわかり難くく未知数な点もある。
またこれはIntel系チップの宿命だが、オンボードデバイスが多すぎてバス周りの排他が複雑になっているというくらいだろう。振り分けの手動設定が無いのも混乱に拍車をかける。

どれも多機能故の仕方ない部分であるので、「あえてデメリットをあげるなら」程度の内容である事はご理解頂きたい。

追記:オーバークロックについて日記で簡単に触れてみました。


要約すると、「Extreme」モードで電圧を自動設定し、倍率を弄ったのですが、その場合かなり積極的に電圧をもってくれます。以前P55マザーで655Kを触った時は電圧手動設定を行わないとOS起動さえしなかったのですが、これは2700Kの50倍でも「とりあえずOS起動するレベルまで電圧を上げる」傾向があるのでヘタするとCPU壊します。
もちろんExtremeにしないとそういうことは無いのですが、「優秀な自動制御」故に手軽にOCが出来る分OCは部品を破壊する可能性があると言う事を忘れてしまいそうになるので気をつけておきたいですね。

追記終了


そう、当初の予定だったらこのマザーの紹介はひと段落し、PCの構成を出していくカタチだった。しかし変なところに拘る私の癖が出てしまい、予定は大幅に変更されてしまう。

ASUS P8Z68-V PRO/GEN3レビュー後編 UEFIの24秒編
ASUS P8Z68-V PRO/GEN3レビュー後編 UEFIの24秒編

リアルタイムではないが、ありのまま起こった事を書くので「私の確認不足やミスによる数値」が含まれている事を先にお断りしておく。そう思われる数値については「※」マークをつけておく。

2700KとCPUクーラーを装着し、メモリを装着すればUEFIが起動する訳だ。

…画面出るの遅いな…組立ミスったか?あ、ロゴ出た。Delキーっと…

…AHCIっぽいの一瞬でた…ってまたロゴ!?

…おお、UEFI起動!

まあ初回だったから何か遅かったのだろう。とりあえずストレージ関連がAHCIである事を確認して一旦終了。Windows7のインストールや設定を行い、予定通りの拡張カード構成にした。
ここでSSD510のOS起動速度でも測ることとする。電源ボタン押した瞬間からデスクトップの窓辺ななみ出るまでの時間を計測する。

1分ジャスト※。

ちょ、ちょっとまった。いや確かに古いPCに比べたら全然速い。でもローボルテージレビューで使ったPC(Xeon E3-1260L/AsRock Z68 Pro3-M/Intel SSD320 120GB/HD5750)を起動。

デスクトップまで24秒。

…OKまだあわてる時間じゃない。SSD510が320に負ける訳が無いし、実際Winロゴ+ようこそ画面の長さは明らかに510の方が短い。
拡張カードを2枚挿した上にメモリが4枚、データ用HDDが2台、変換基盤をかました光学ドライブ。この辺のせいだろう。メモリを2枚に減量し、拡張カード、光学ドライブ、HDDをすべて取り外して「電源ボタンを押した瞬間からWindowsロゴが出る瞬間まで」を計測する。


P8Z68-V PRO/GEN3 ロゴまで40秒※(マザー+2700K+メモリ2枚+SSD+GT220)。 
ASRock Z68Pro3-M ロゴまで11秒(マザー+1260L+メモリ2枚+SSD+HD5750)。
Foxconn H67S B3 ロゴまで20秒(マザー+2500T+メモリ2枚+HDD)。




まてこれは何か理由があるに違いない。きっと高度な診断機能が働いているせいだろう。某ss氏の意見もあり真っ先に疑うはメモリ。コイツのチェックで余計に時間を食っているのではないだろうか。そこで手持ちのメモリを1枚づつ使用してみる。

青いヒートシンクには青いヒートスプレッダ!Patriot PSD38G1333KH!
青いヒートシンクには青いヒートスプレッダ!Patriot PSD38G1333KH!


変化無し、次!

黒いマザーには黒いヒートスプレッダ!Corsair CMX8GX3M2A1333C9!
黒いマザーには黒いヒートスプレッダ!Corsair CMX8GX3M2A1333C9!


変化無し、次!

速さが足りない、1600駆動のスナイパー!G.Skill F3-12800CL9D-8GBSR2!
速さが足りない、1600駆動のスナイパー!G.Skill F3-12800CL9D-8GBSR2!


変化無し、次!

痛さが足りない!Team TED34096M1333C9 withななみスプレッダ!
痛さが足りない!Team TED34096M1333C9 withななみスプレッダ!


変化無し、次!ってもうDDR3メモリもってねえ!

…まあ、どのメモリも問題なく動作したし、G.Skill F3-12800CL9D-8GBSR2を2枚挿しなら1.25V動作OK、Corsair CMX8GX3M2A1333C9PATRIOT PSD38G1333KH2枚づつの混載環境でも動作OKとメモリに関してはすばらしい仕様というのが図らずも実証された。

いいから早く※をなんとかしろ
いいから早く※をなんとかしろ


推測だが誤解を招かないためにとっとと「※」の部分の結論を出そう。
このマザーはPCIex16スロットを3本実装している上に、大量のオンボードデバイスを持っているのでバスの奪い合いが複雑。どうやらカードの構成を(抜き差し関わらず)変えた初回はバス認識の為かUEFI画面までの起動に時間がかかる事がある。最初ビデオカードの故障かと思ってしまい、別PCでテストを行ったりしてとにかく抜き差ししまくっていたのだ。
そしてメモリも挿した初回はしっかりチェックが入るので上記の通り毎回メモリを差し替えて即計測していた私は完全に墓穴を掘っていたのだ。ばーかばーか。

という訳で構成を固定して計測しなおす。

P8Z68-V PRO/GEN3 ロゴまで24秒(マザー+2700K+メモリ2枚+SSD)。 
ASRock Z68Pro3-M ロゴまで11秒(マザー+1260L+メモリ2枚+SSD+HD5750)。
Foxconn H67S B3 ロゴまで20秒(マザー+2500T+メモリ2枚+HDD)。

・・・

もういいって
もういいって



ビデオカード無しで電源スイッチオン→Windowsロゴまで24秒。この24秒という数値、極端に長いわけではないが決して早くも無い。この「24秒」をどう取るか、それは貴方次第だ。



…って投げっぱなしは良くないか。私は変なところに拘る変態だ。何せこの24秒のおかげで…

ASRock Z68 Pro3-M+IntelSSD 310+RadeonHD5750+Win7 64bit
デスクトップ画面まで:24秒

ASUS P8Z68-V PRO/GEN3+IntelSSD 510+Win7 64bit
デスクトップ画面まで:33秒 (GT220有りで37秒)

ローボルテージレビューマシンに負けてるんだよ!
何か手はあるはずだ。やはりASRockとの違いは大量のオンボードデバイス。特にAHCIモードで動いている追加SATA3チップが時間を食っている。どうせSSD1個しかないし停止!ついでにeSATAも使わないから停止!更にブルーチィーッスも対応機器もってないから停止!!!


ASUS P8Z68-V PRO/GEN3(オンボードデバイス停止)+IntelSSD 510+Win7 64bit
デスクトップ画面まで:26秒 (GT220有りで30秒)

やったよ!7秒も短くなったよ!でもASRockの24秒には勝てなかった!

しかし追加SATA3、eSATA、ブルートゥースというこのマザーのメリットを悉く潰してしまっている。
UEFIの「24秒」を受け入れてこれらの高機能を(必要な構成ならば)使ったほうが建設的だろう。
この起動レスポンスの遅さも裏を返せば「高度な診断機能」「高機能オンボードデバイス」の証(たぶん)。むしろこんな重箱のスミをつつかなければアラは出てこない「優等生」なのだ。

というかこの数秒間のために何時間かけてるんだと。その時間で別のことしたほうがよっぽど世のため人のためになっただろう。
また、今でも設定一つ・部品追加一つで起動にかかる時間が変化してしまうので、一つの落としどころとして具体的な秒数を表記したのだが、同じマザーを使っても、構成次第でいくらでも起動時間は前後する可能性がある事はご理解頂きたい。

いい加減終われよ
いい加減終われよ


実はその過程で一つ面白いデータが…私が最後に持ってくるものといったらコレに決まってます。
結局これだよ!
結局これだよ!


しかしやる事は単純明快。2700K編で行ったASRock Z68 Pro3-MG.Skill F3-12800CL9D-8GBSR2による消費電力計測。それのマザーをこちらのP8Z68-V PRO/GEN3に変更・比較を行う。
消費電力計測図解(3度目)
消費電力計測図解(3度目)

計測方法はマザーへの給電のみ計測用電源を使ういつものパターン。

本来基盤の大きいATXマザーというのは消費電力面で不利。ましてやOCも視野にいれた高度な電源フェーズ、そして多機能なオンボードデバイスを備えたこのP8Z68-V PRO/GEN3は明らかにZ68-Pro3-Mに対して不利…なのだが。
アイドル時消費電力グラフ
アイドル時消費電力グラフ

なんと基盤の大きいP8Z68-V PROもオンボードデバイスを停止してZ68 Pro3-Mに近いベーシックな機能にするとアイドル消費が同等まで下がるのだ。しかもこの状態でもZ68 Pro3-Mに対しIEEE1394、IntelLAN、USB3.0*4ポートというアドバンテージが残っている。

尚、EPUモードについては、デフォルトからは確かに消費電力低減効果が見られたのだが、オンボードデバイスを切った状態では何故かアイドル値に変化が見られなかった。Advancedモードになってうまく機能しなかったのか、元々そういうものなのかは今後のテスト課題か。

Prime95時はEPUオンの場合130Wから128Wに減少し、Z68 Pro3-M(130W)を下回るのだが、電圧を定格から操作していると考えられるので同じような事はZ68 Pro3-Mにもできると思いグラフにはしなかった。ただ「スイッチ一つのお任せ設定でも省電力効果が得られる」というのはさすがASUSといったところ。


正直このスキのないスペックのマザーに変更になった時「書く事なんてあるのか」なんて思ったりしたのだが、いざフタをあけてみればこのトンデモ長文。省電力からオーバークロックまで、色々弄りがいのあるマザーです。
とにかく長ったらしいレビューになってしまいましたが、ここまでお付き合い頂きまことにありがとうございました。最後になりましたが、Zigsow運営局様、この度はレビューの機会を頂きありがとうございました。

SSD編に続く?

コメント (14)

  • ねおさん

    2011/12/14

    レビューお疲れ様です。

    ( ̄ヘ ̄;)ウーン

    なかなか読み応えのあるレビューですねぇ

    高機能ながら起動チェックに時間が掛かるのを良しとするか、使用しない機能を潔く切り捨てて起動を早くするか・・・

    なかなか難しい選択ですが、毎回のことなので、使わない機能は止めちゃって問題ない気はしますね。

    あと、PS2キーボードはNGだけど、PS2ロゴの付いたUSBキーボードOKってのはワラタw

    GJ!
  • わんこさん

    2011/12/14

    Win9x時代のマシンでリソースのためにISAとかオンボードきりまくったのを思い出した
  • とっぷりんさん

    2011/12/14

    ISAバスは電源強くて良かったんだけどねぇ…。
    IRQ手動設定とか…。
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