今回はGIGABYTE製ビデオカード「AMD Radeon HD 6670」をレビューしたいと思います。
【主要スペック】
GPUZ
GPU-Zの画面です。これだけではわかりづらいので簡単に書いておきます。
・GPU：AMD Radeon HD 6670
・ビデオメモリー：DDR3 1GB
・コアクロック：820Mhz(OCモデル）
・メモリークロック：1800Mhz
・２画面同時出力対応
・DirectX11対応
・デジタル出力最大 2560x1600 アナログ出力最大 2048x1536
・ピクセルフレームレート：6.6Pix/s
・バス幅：128bit
・バス：PCI Express 2.1 x16
・２スロット分占有（ただし、PCケース側の使用は１スロットのみ）
・HDCP対応
・10cmシングルファン
・映像出力端子： D-Sub・DVI・HDMI
・ATO AvivoHD対応
・ATI CrossFireX対応
・A75シリーズとのAMD Dual Graphics対応
・もちろんですがWindows7対応
・長さ21cm
【このビデオカードの良いところ】（個人感想なので参考程度に）
・ファンがとても静かであること。CPU側には無限２というクーラーを使用していますが、ほぼ無音って感じです。Goodです。
・21cmなのでほとんどのケースに入りますね。
・省電力と言うことで、待機時は20W以下！すばらしいです。私はメイン機にはGeForceを使用していますが、さすがAMD！って感じですね。噂通りの低発熱でした。
※今回は、まだ消費電力計測については触れません。マザーボード（GA-A75-D3H)の部分でレビューしたいと思います。
・低価格にもかかわらず、DirectX11対応ですね。これならゲームをきれいに楽しめます。
・待機時の温度は４０度程度（室温２９度）。ちなみにGTX460の待機時の温度は48度。この違い・・・
うーむ。すごいではないか。
・ATI全般に言えることだが「AMD VISION Engine Control Center(旧 CCC)」は様々な機能が内蔵されていてすばらしいです。nVIDIAにこんな機能ありません。
コアクロックの調節、温度計測が標準で付いてますね。
・あとは価格ですね。Amazonさんで調べましたがお値段は９０００円程度。安いですね～
・補助ピンは不要です。
・マニュアルがすごく親切。
【良くないところ】
・ローエンドなのでゲームは正直あまり向いてない。
・ビデオメモリーがなぜかDDR3。DDR5ぐらい積んでも良いのでは？
・今頃、D-Sub必要か？って部分です。この価格帯のモノを買うユーザーは正直D-sub出力必要か？って思います。個人的には、DVIx2もしくはDisplayPortをつけてほしかったですね。
【詳細レビュー】
この項目では写真付きでレビュー、そしてベンチ結果を報告していきたいと思います。
66701
こんな感じで届きました。
キチントした包装ありがとうございます。
本体
本体です。
すごくわくわくでした。とてもかっこいいです。とくに青基板が
・・・
説明書
説明書が分厚いです。中には様々な説明が書いてあって読みやすいです（ほとんど中国語ですが）
P1040379.JPG
これが箱に入ってたすべてです。シンプルでいいですね。
温度
温度です。待機時ですがとても低いです。
Engine
これが噂のコントロールセンター。非常に見やすく、英語でも不便を感じません。
では、最後にベンチ結果を報告します。
まずはFF14です
・Lowモード時（AMD Dual Graphics使用）
Low
2000超えました。わるくない値です。ベンチ実行時は、大きなカクツキも無かったです
・Highモード時（AMD Dual Graphics使用）
high
写真サイズが大きかったのでトリミングしました。
これでも１０００を超えました。
いや～すばらしい・・・
最後にCrystalMarkをやりました。
PCMark
値が高いのはOGL(OpenGL）ですね。ちなみにこのビデオカードはOpenGL 4.1です。
この部分の処理はよいですね。総合的なCrystalMarkの評価はまとめてマザーのほうに書きます。
【レビューを終えて】
長かったレビューが終わりました。様々なベンチを走らせましたが、どれも良い値ばかり・・・
正直、nVIDIAを使用していることにちょっとショックを受けたくらいです。
いいところを上げていくとキリがありません。それぐらい、バランスがとれています。
ゲームはある程度のモノはできるかもしれませんが、正直心配・・・ってところが正直な部分です。
そしてこのコンパクトさも一つの売りですね。最近、省エネ！省エネ！と言われてますが、待機時20W以下・・・今の時代、この時代このビデオカードはピッタリなんでしょうか。
またビデオカードだけでなく、AMDの様々な機能にもびっくりしました。標準で様々ついてきたり本当に「まじかよ！？すげぇ！」って思うことが多かったです。
今回はこのようなレビューができてとてもうれしかったです。nVIDIA一筋の私ですが、次にビデオカードを乗り換えるときはradeonも視野に入れていきたいと思います。
今回は、ありがとうございました。これからもよろしくおねがいします。
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