【布団】≡ヾ(*゚▽゚)ノ コンバンワー♪
■はじめに
「インテル(R) SSD 730 - NEW YEAR CHALLENGE 2015 -」
~問題点~
メインPCのお下がりパーツや格安パーツばかり与えられ
いつも不遇な扱いのサブPC(2号機)
2009年に一念発起しサブPCの全面的なリプレイスにあたり
基幹部品を当時の新品パーツに置き換えられたりはしたものの
現在中核部品はcore i3 3225 (2コア4スレッド3.3Ghz)&Z77チップセットを
与えられはしましたがその他は全部古い環境からの流用で
特にWindowsOSを格納するシステム領域の置かれたストレージは
2009年から使い続けられている古い規格のHDDのままである。
使用開始からすでに5年以上経過し耐久性から見てもそろそろ不安であるし
回転数こそ7200rpmだが500GBと言うキャパシティから
1プラッタ当たりの記録密度から速度の遅さもお察しで
最大のウィークポイント、ボトルネックとなっているのは明白であります。
~解決策~
信頼性と速度に勝る最新のストレージに置き換える事
インテル(R) Solid-State Drive 730 240GB
容量当たりの単価の安さではHDDに軍配が上がるが
SATA3(6Gbps)に対応する読み書きのスピードの速さは最大のメリットでありますし
省電力性や物理的なサイズ故に増設のし易さは3.5インチHDDより勝り
信頼性や安定性及び耐久性ももはやネガティブな要因とはなりえないのであります。
~シナリオ~
要はちょいと型遅れで残念なサブPCを
「山椒は小粒でピリリと辛い」スパイス的なパーツ
Intel® SSD 730 Series 240GB
の新規導入でしゃきっと活を入れてやろうと言う魂胆です
(*´ω`*)
更新履歴
・2015年1月31日レビュー公開
・2015年2月1日 動画追加
・2015年2月6日 温度変化グラフ追加
・2015年3月15日「おまけ」追加
■Intel730シリーズSSDの概要
サイズ規格は2.5インチ7mm厚
接続インターフェースはSATA3(6Gbps)と現在主流のSSDと同等で
特筆すべきはIntelのエンタープライズ向けSSDと同じコントローラー
「PC29AS21CA0」をコンシューマ向けにチューン
動作周波数を400MHzから600MHzに高め更に
NAND型フラッシュメモリのバスクロックを83MHzから100MHzに高めてある。
SSDと言うとスピードばかりに目が奪われがちだが、
この730シリーズ240GBモデルでは総書き込み量91TB、
製品保証は5年と長く日割りすると50GB/日となり非常に高い耐久性が売りでもある
エンタープライズ分野での実績から安定性や信頼性も高く
制作に携わりPC酷使するプロ及びヘビーユーザーも安心して使用出来る。
■より詳しい製品仕様等は製造元製品ページにてご確認ください
Intel® SSD 730 Series
(240GB, 2.5in SATA 6Gb/s, 20nm, MLC)
http://ark.intel.com/ja/products/81038/Intel-SSD-730-Series-240GB-2_5in-SATA-6Gbs-20nm-MLC
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開封動画とかやってみたかっただけなんだお・・
(´・ω・`)
■Intel730SSD本体,付属品,パッケージ
信頼と実績の蒼いボックス
半導体分野でトップを走り続けるIntelの高い開発技術と製造技術
これまで数多の実績に裏付けられた絶大な安心感
Intel純正=蒼い箱なのでもうこれだけで安心してしまします。
買い足しの必要なし
取り付けに必要な物はほぼ揃っています
SATAケーブル、取り付けネジ5本、マニュアル、ステッカー
-0.3ポイントとしたのは2.5-3.5インチ変換マウンタが付属しなかった事。
これに付いては最近発売されたPCケースの多くは2.5インチシャドウベイ
もしくはSSD取り付け専用スペースが存在するモデルが多い為
マウンタが付属してきても不要となるケースが多々あるでしょう。
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ハイエンドSSDを主張する高級感
intelのロゴマークとサイバーな髑髏が描かれた本体
こちら側はプレス素材にショットブラストをかけられたような質感
下側はおそらくアルミ鋳造品と思われる
鋳造時の梨地肌そのままなのは冷却性能の向上を狙ったものだろうか。
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■サブPC(2号機)へ取り付け
2003年から使っている古いケースへの取り付け故
どこのご家庭にもある変換マウンタを介して固定
しかし、あれですな・・
「やっつけ感」満点でスマートさに欠けます
3.5インチHDDと違ってSSDは軽くて小さいから
ケーブルが繋がってさえいればどこにぶら提げておこうが関係無い
と言ってしまえばそれまでなのですが、
見た目的にアレなんで要改善項目ですなぁ・・
ヽ(´ー`)ノ
マザーボードのUEFIで認識している事を確認し
起動デバイスの項目で光学ドライブからブートするように設定したらOK
ここで元の起動ディスクからクローンを作製出来るツールを
Intelさんの方で用意してくれているので普通は時間も労力も
モッタイナイのでサクッとクローン作製した方がよろしいかと思います。
私は折角起動ディスクをハイエンドSSDに換装するのですから
まっさらの状態から領域をフォーマットして
Windowsをクリーンインストールさせていただきます。
(*´ω`*)
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■ベンチマーク(HDDと比較)
~換装前~
今まで使っていた起動ディスク
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CrystalDiskMark 3.0.1 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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OSがWindows8.1と言う事もあって1分かからず起動します
取り分け遅いとは感じていませんでした。
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~換装後~
Intel® SSD 730 Series 240GB
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CrystalDiskMark 3.0.1 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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結果を観る前から分かってはいましたが
圧倒的差でintelSSD優位です
プライマリディスクの値は5.9から8.2へと跳ね上がり
起動時間も約半分しかかかっていません。
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CrystalDiskMarkで計測したデータをグラフで比較してみました
ランダムデータ
0x00データ
0xffデータ
今回の主旨はこれまで使っていたシステムディスクである
HDD500GBとIntelSSD730 24GBとの比較なので
このような大差の結果となりました。
注視すべきはシーケンシャルのアクセススピードよりも
小さいデータのランダムアクセスの速さです。
特に4KDQの速さは圧倒的です
コンシューマ向けHDDでも最近発売されたモデルなら
シーケンシャルリードで200MB/sを超える物も存在し
大容量のキャッシュを積みランダムアクセスの遅さや
シークタイムのロスを補い実用上問題の無い速さを実現しています。
しかしSSDも容量当たりの単価は下がり続け同時に信頼性も向上
消費電力や発熱の少なさ故サーバ向けにも広がりつつあると思います。
■Hyper-V 仮想マシンの起動速度
仮想マシンの電源ボタンを押し
デスクトップが表示されるまでの時間を測定してみました。
HDD : 40.45秒
SSD : 16.95秒
■負荷状態による温度変化
クロックアップして消費電力は増えていますが
一般的な3.5インチ7200rpmのHDDから比べると低発熱
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軽快俊敏な動作ストレスフリー
■SSD換装後の体感速度
SSD vs HDD 比較動画
少しごちゃついてて分かりにくいかもしれませんが・・
分かり切っていた事ですがもうHDDには戻れません
ホストOSであるWindows8.1は勿論軽快俊敏に動作し
あらゆる操作に対して「待ち」がほとんど有りません。
今回は240GBとキャパシティに余裕があるので
ゲストOSであるUbuntuの格納先、
バーチャルディスクイメージもSSD内に設定しました。
その動作は見違えるほど軽くなり今まで使っていたHDDが
ボトルネックになっていたのだと明らかになりました。
書き込み50GB/日×5年が保障されているintelSSD730
だからこそこんな無茶な使い方も安心して出来ます。
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非常に秀逸 良く出来た管理ソフトウェア
ファームウェアの更新、Trimの発効、ストレージの診断
及び健康状態の確認等intelSSD730の管理はすべて
intel純正のソフトウェア「Toolbox」から行えます。
UIもシンプルで洗練されていて分かり易く
ストレージの状態を一目で確認出来るので実用性は高いです。
intel SSD 730 240GB まとめ
■総括
家族から「その粗大ごみ片付けろよ」と言われやしないかと
日々びくびくしてるsupatinです
((((;´・ω・`))))カクカクフルフル
こんなくたびれ果てた佇まいではありますが
core i3 3225 @3.3Ghz + Z77チップセット
メモリだってDDR3 8GB積んでるし
前面USB3.0ポート&マルチカードリーダー装備(キリッ
そしてとどめは、エンタープライズ分野からのフィードバックされた
高い安定性、信頼性、耐久性、長期戦品保障
そして第一線級のスピードまでも身に付けたハイエンドクラスのSSD
Intel SSD 730 Series 240GB 搭載
(ドヤァ
(*´ω`*)
高い信頼性、安定性と速さ
起動時間も倍くらい速なりサクサク軽快な動作
もうね、めっちゃ快適~それにとても安定してます
耐久性に関してはまだ未知数ですがフラッシュメモリ&コントローラー共に
全くの新規ではなく既存品をブラッシュアップしたもので
既にエンタープライズ向けの製品での実績があるので逆に安心感があります。
ますます愛着が沸きました(これであと5年は戦える)
(*´ω`*)
最後までお読みいただきありがとうございます
(*・ω・)*_ _)ペコリ
■おまけ
Intel SSD 730 240GBに換装して余ってしまったHDD
ディスクの状態は良いのでメインPCに繋いで
まだまだ使い続けますよ~
(*´ω`*)
ゴンタさん
2015/01/31
PCを「すのこ」の上に置かれているのは熱対策ですかね?
これは良いアイデアかもしれない。
supatinさん
2015/01/31
コメントありがとうございます。
(*・ω・)*_ _)ペコリ
>>熱対策
それもありますが床が畳なので直置きだと
引っぱり出し辛いので・・