個人的にはマジックと同義語だったのですが、実際には違いがあるというのを知らされました。
人を騙して驚かすのがマジック。人を騙して魅せるのがイリュージョン。
そういう意味だと捉えています。
まさしく、今回の犯人はイリュージョンの天才でした。
犀川先生ですら、相当気がつくのが遅かったですからね。
で、ふと立ち止まって気がつく訳ですよ。
あれ?もしかして森博嗣はその犯人を凌ぐイリュージョンの使い手ではないだろうか?
文字という手段を使って読者を騙して「魅せて」いるのではないか?
それとも、こういう感想を抱いてしまう事そのものが、彼のイリュージョンなのかもしれません。
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購入金額
820円
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購入日
2006年頃
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購入場所
どこかの本屋
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