なんていうか、初代なんかはアーケード由来だったこともあって「がっちりレースがメインで、ソレが全て」なんですよ。そういう意味ではハイスペックVerって、別のベクトルで作品の正常進化だと思うんです。
　R4は「家庭用」で「世界」があるんですよね。「空間」って言う意味じゃなくて「ストーリーとかキャラクター」とか、レースの外があるんですよね。こっちは、コースの外も作っていくという進化。
　そういう意味では、出自の違いが性質の違いで、家で遊ぶリッジレーサーで、PSの世代では技術的にも完成してるんじゃないかと思います。この作品。

　あと、映像的にも、擬似環境マッピングとか、距離に対する演算精度の調節とか、技術的にも枯れているので、間違いなくきれいになってますしね。

そうそうプレステでここまでできるのか！というもありますね。
リッジレーサーシリーズでは異質といえばそうですけど、家庭用に落とし込んで熟成させて、ただタイムを競うゲームからＲＰＧではないですが物語りをつけて最終ステージまで盛り上げてクリアしたときの達成感がありますね。