WindowsVISTAというOSは、私が望んで導入したOSではありませんでした。
もちろん、必要であったので、LL850/JGというパッケージで購入しました。
新たに、タニヤマ無線でショップメイドデスクトップを購入するまではメインで、活用していましたが、感想の中に、OS自体の価格では無く、LL850/JGの価格を含めたコストパフォーマンス評価が含まれることをご了承くださいませ。
OSとは、PCの魂であり、ユーザーにとっての空気である。
VISTAに最初に触れた感想は、
何これ、使えない
でした。
いえ、誇張抜きで、XPとの差に愕然としました。
ドライバが不適合であるとか、プログラムの対応がまだだとか、何かが出来るとか、出来ないとか、そういう事ではありません。
一々、「今、僕頑張っているんですけれど、待ってくださいね。いいですよね?」
みたいな主張が散々入ってくる感覚。
WinBookさんで起動していたプログラムの立ち上がりが遅くなる事があって、これはおかしいと思った訳なんです。
確かに、初期設定は重いと言われていて、ノートなら映像エフェクト関係全てオフにしてしまえ、という声があったのですけれども、それにしても、重い。
ノートであるWinBookと比べても遜色しかなかったのですが、デスクトップを購入して、確信しました。
購入当時の普及価格帯レベルのパーツでは、これを快適に動かす事は出来ない、と。
※確かに、VISTAを快適に動かしている人のお話は聞きました。デスクトップならば、割と多かった記憶があります。
しかしながら、ノート型でそのような声を聴くことは少なかったですし、聞いたとしても、その性能は最上位機種やカスタムスペックなもので、現実的なものでは無かったと記憶しています。
OS乗り換えが大騒ぎになる度に思うのですが。
OSは、重要な構成要素ですけれども、こんなに表に堂々と出る必要のあるプログラムでしょうか。
私は、OSは、空気であることが一番だと思っています。
必要不可欠ではあるけれども、意識する必要の無いモノ。
LL850/JGで運用するVISTAは、少しずつしか吸えない上に重たい酸素ボンベを背負わされているような操作感覚でした。
色々と試行錯誤して、起動時間を気にしないためには、起動しない(永続的にON)とか、メモリ増設とか、Readyboost(これも正直7辺りから実用的になった気がしますが)使うとか、追加投資も工夫も沢山必要としました。
私が操作したいのは、VISTAでは無くて、VISTAの上で動かすソフト達です。
UIが使いやすいのは歓迎しますが、それが美しいだとか、演出が綺麗とか、必要ないのですね。
カスタマイズや、通常想定外の使い方などは、面倒になる事は仕方ありません。
また、セキュリティの面で、カスタマイズに面倒な手順が掛かる事も仕方ありません。
それでも、納得いかない部分があったOSだったと思います。
そういう意味で商品としての魅力は乏しいのかもしれませんが、OSって見た目変わっていく必要があるのかな、と。
個人的には思います。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
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