ELACといえばJETというくらいに、その特徴のある外見と魅惑的なサウンドが特徴なJETツィーターを搭載したブックシェルフスピーカー。
日本初上陸したJETツィーター搭載モデルが、1997年に発売になったCL310 JETです。
いつかは使ってみたいと思っていたJETツィーター搭載モデルを、気が付いたらポチっておりました…
幅123 mm、高さ208 mmという小型のスピーカーですが、なんと奥行は282 mmとかなり長いです。
というか、フロントサイズからすれば長すぎです。
しかも、重量は1本なんと5.5kg。
強靱なダイキャスト製のキャビネットとユニット、ネットワークの重量がかなり重たいんですが、通常このサイズのスピーカーって半分以下くらいですので、スタンドに非常に悩むスピーカーでもあります。
というか、純正スタンドはある意味必須かも。
外見はこんな感じで、奥に非常に長いのが解るでしょうか。
ウーファーユニットはセンターキャップが無い形状なので、これまた独特な雰囲気です。
上に位置しているのが、ハイルドライバー方式のJETツィーター。
このスピーカー、鳴らしてビビったのが低域の豊かさ。
JETツィーターのスピード感、広がりは予想通りというか予想以上でしたが、癖無く響いてくれるので扱いやすそうな感じ。
それよりも何よりも、このサイズのスピーカーでこれだけの迫力ってのが驚きです。
どう考えても、幅123mmのちっぽけなスピーカーが鳴っているとは思えません。
発売から20年近くが経とうとしている製品とは思えないですね。今時のハイレゾ音源を再生してもキチッと鳴らし切るこのCL310 JET、発売当時にアワードを総ナメにしたのも解ります。
最初はオーディオシステムを置いてあるリビングに設置しようと思ったのですが、音の方向性がStudio20と被ることと、なによりも置き場所がYorkの上になってしまうため音質への悪影響がかなり大きく、その能力が発揮しづらいこともあって、PCオーディオ用に使うことにしました。
PCオーディオで使っているBS72と比べると奥行きが倍近いため置き場所に苦労しましたが、机を数cm手前に出し、後ろにオーバーハングさせることでどうにか押し込むことができました。
ニアフィールド用のスピーカーではありませんが、ニアフィールドで使ってもその良さは抜群に発揮されています。
流石に普段PCを使っているポジションだと近すぎですが、1mほど椅子を後ろにずらして聴くだけで、スピーカーの存在が消えます。
今どきなメリハリサウンドを奏でる、CayinのAS-300BmkIISEとの相性も抜群。
なにやら凄く贅沢なPCオーディオ環境となったのでありました…
ちなみに、取り外したBS72は、Castle Yorkの上でサブシステムとして鳴っております。
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購入金額
0円
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購入日
2016年03月06日
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購入場所
北のラブリエさん
2016/03/06
これはうらやましい・・・
ちょもさん
2016/03/06
PC用にCL310 JETって、ものすごくもったいないような気がしていますw
でも、メインシステムはStudio20とYorkがあるからなぁ…