彼女が恋愛しているのかどうか正直僕には分かりませんでした。
四季はあらゆる人格(キャラクター)を同時に持っているため、どれが彼女の本心なのか見極められなかったからです。
色々やってみたいと彼女は思っている反面、色々やらなくても分かってしまう自分が居る。
そんな彼女が選んだ相手は父の弟。
相手は、すでに結婚しているにも関わらず。
人を好きになるのには論理的な説明をつける事が出来ません。
実際、四季が何故彼を好きになったのか全く僕には分からなかった。
でも、それが余計に四季の人間らしさを浮かび上がらせてくれます。
そして、殺人のシーンはあまりにも悲しく、切なく、眩しかった。
四季はこの事件を持って、天才へと覚醒したのでしょう。
僕は読後にそう感じました。
さりげなく保呂草さんとかが出ているので、Vシリーズ読者には嬉しいサービスですね♪
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購入金額
620円
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購入日
2007年頃
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購入場所
どこかの本屋さん
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