三菱電機の20.1インチの液晶モニタRDT201L(BK)です。2006年9月発売です。
解像度は1600x1200のUXGAで、ブラウン管時代の画角である4:3のモニタです。
入力端子はDVI-D、ミニD-SUB15ピン、液晶の駆動方式はTN方式、表面コートはノングレア(つや消し)です。
メーカーサイト:三菱 ディスプレイhttp://www.mitsubishielectric.co.jp/home/display/product/rdt201l/index2.html
台座部分から上に20度、下に5度まで調整できます。高さ、左右に調整することはできません。
本体背部には100x100のアームを取り付けるための(VESA)ねじ穴があります。
低消費電力で見やすいが視野角は悪い
エコキーパーで消費電力を実測してみると、ブライトネス(明るさ)が0の時は約21W、50の時31W、100の時43Wでした。そこそこ低消費電力と言ってよいと思います。
なお、実際に使用でも0で十分な明るさを確保できており、不足は感じません。
また、いわゆるギラツキがほぼなく、表面も反射のないノングレア(つや消し)であるため、蛍光灯などが当たっても見やすいということも特筆されます。
縦解像度が1200ドットあるUXGA液晶は、2016年現在主流であるフルHDに比べ、縦に長いので普段のWeb記事の閲覧には向いていると感じました。しかし、動画は16:9の横長が主流なので上下に黒帯ができてしまう欠点があります。どちらを選ぶか、ということになっています。
入力はアナログ、デジタルの2種類です。片方だけ入力がある場合は自動で切り替わるようになっているようで、気が利いています。
欠点としては、TN方式の液晶モニタということもあり、IPS方式に比べるとはるかに視野角が悪く、斜めから見ると明らかに色が変わってしまいます。
また、20.1インチとそこそこ大型のため、正面から見ても角度によっては色が変わってしまうほどです。
青一色で下から見上げた時。上のほうが黒くなってしまう。
このレビューを書いている2016年からだと約10年前の発売の製品ですが、縦長の画角を生かして、デスクトップ向けの文書閲覧などに、まだまだ活躍できるモニタだと感じました。
-
購入金額
57,000円
-
購入日
2007年03月頃
-
購入場所
DELL
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。