これはES品です。ひょんなことから04年にiriver社からレビュー依頼が来た（その時の記事は http://www.iriver.jp/community/column.php?H10,community,88 ）ので譲渡されたものです。
この件に関しては契約上第三者へ譲渡できません、ごめんなさい＞＜
販売版がどう仕様変更されてるかは知りません。
本体はこれです。
本体写真
公式ファームウェアもありますが、H10はRockboxという改造ファームが動きます。
しかもこの改造ファーム、公式ファームウェア
H10公式ファームウェア
との共存が可能です！！
導入することによって再生できるファイルの種類が増えます。
iPodみたいにジャケ写も出ます。
参考画像
これがrockbox。簡素なUIで機能が少ないように見えますが…
iPodのように（アートワークがファイルに埋め込まれていれば）ジャケ写も出ます。
タッチパッドについて
タッチパッドはちょうど当時のノートパソコンに搭載されているタッチパッドのような触り心地です。
タップで1段階音量を調節します、触り続けると連続音量調整になります。
タッチパッドを音量調整と項目移動のためだけに使う贅沢さ、当時はAppleの他にもデジタルオーディオプレーヤーのメーカーさんが沢山ありました。
Rio, Creative, Toshiba, Sony, Olympus, iriver, cowonなどなど…どれも個性的で面白かったです。
電源スイッチ横にマイクがあり、録音もできます。
電源スイッチとマイク
公式ファームウェアの録音モード
また、専用のリモコンも販売されていたようです。下写真のコネクタがその名残です。
リモコンとヘッドホンはここに接続します。
タッチパッドやボタンの誤動作を防ぐためにLockスイッチがついています。便利でした。
この時代のiriver製品は音質（S/N）が良かったです、公称90dbでした。iPodより音質は上だったと記憶しております。
また、Phillips社製のFM-ICを使用しているのでイヤホンをアンテナ線にしてFMラジオが聴けます。
FMラジオ。AMはバーアンテナが要るので聞けません。
他にも、
画像ビューア
公式ファームウェアのフォトビューワー画面
テキストビューア
テキストビューア。長文には不向き。
テキストファイルが開けます。
など、結構機能を詰め込んだ欲張りなポケットサイズ・MP3プレーヤーでした。
04年に購入したのですが、経年劣化でバッテリーの消耗が激しいです。
これがそのバッテリ。ちょうど携帯のバッテリを一回り大きくした感じです。横に写ってるのは筆者の携帯電話です。
バッテリーですが、現在は生産終了しています。
誰か新品のバッテリ譲ってくれないかなー。
HDDはSeagate製のST1だったと思います。完全組み込み向けなので、かつてのNomad MuVo^2のようにマイクロドライブを…という手段は通じません。
CPUはARMです。
iriverH10-vu_meter.JPG
画像はVUメーターのアプリです。Rockboxはデフォルトで色々なアプリがあります。
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購入金額
19,800円
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購入日
2004年頃
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購入場所
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