以前から長らくメモリーカードの速度測定に利用してきたiBUFFALO製マルチカードリーダー・ライター、BSCR20TU3がある日突然動かなくなってしまいました。
他のリーダー/ライターが無いわけではないのですが、速度性能を考えると大容量メモリーカードと組み合わせて使うには少々性能不足というものばかりです。少なくともSD/microSD/CFはそこそこ速度が出て欲しいということを考えると、やはり何か代替品が必要となります。
最終的に何を使うかはまだ決めていないのですが、差し当たって安価な割に世間では評判の良いTranscend製のRDF9という製品を試してみることにしました。
ただ、到着してから気付いたのですが、この製品MemoryStickには対応していなかったんですね…。
最近では使われることも少なくなったとはいえ、私の手元にはMemoryStickやMemoryStick Duoはまだ結構残っています。最終的にはやはり他のリーダー/ライターにせざるを得ないかなという気はします…。
ケーブルは着脱可能で、本体側の端子形状はUSB 3.x microBメスですので、汎用のケーブルで差し替え可能です。
UHS-II対応マルチリーダー・ライターとしては安価
仕様を確認してみると、SDカードスロットはUHS-IIをサポートしていますがmicroSDカードスロットはUHS-Iのみのサポートです。UHS-II対応のmicroSDXCを快適に使いたいのであれば、UHS-IIをサポートした変換アダプターを用意した上でSDスロットの方で使う必要があります。
CFスロットはUDMA7までのサポートで、これは元々使っていたBSCR20TU3と同等です。つまり仕様的にはBSCR20TU3の対応メディアの種類を減らしただけという形です。
動作確認を兼ねて、TEAM製256GB microSDXCメディア、TCUSDX256GIV30A10(この製品はUHS-I)をmicroSDスロットに挿入してCrystal Disk Markを実行してみました。
購入直後にBSCR20TU3との組み合わせで取得した値よりは書き込みが遅くなっていますが、これは空き容量が全容量の1/4まで下っていることが影響しているものと思われます。読み出しに関してはなかなか良好な結果です。
最終的にBSCR20TU3の代わりに何を据えるかは決めかねていますが、現状でメモリーカードの速度測定を行うのであればRDF9でも十分代わりとなり得るようです。
当面はメモリーカードのレビューにおける速度計測は、このRDF9を用いて実行しますので、予めご了承いただければと思います。
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購入金額
2,980円
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購入日
2025年10月29日
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購入場所
Amazon







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