Xiaomi Smart Band 10 の交換バンドです。マグネット式で脱着がスムーズ。
弾性ナイロン製の編組ストラップで、装着しても違和感がなく、身に着けやすいです。

Etsbaocyの弾性ナイロン製バンドは予想以上に自然に生活に溶け込みました。

手首に巻いていても締め付け感のないフィット感が心地よく、まるで布のような柔らかさがあります。弾性ナイロン特有の伸縮性が、手首の動きに追従してくれるので、タイピングや運動時にもストレスがないです。

通気性は申し分なく、汗をかいても蒸れにくい。夏場の屋外でも快適に使えたのは、繊維が編まれている構造のため空気の通り道があるからだと思います。洗濯も簡単で、軽く手洗いして陰干しすればすぐに乾きます。色落ちや型崩れも今のところ見られないです。

ただし、バックル部分の金属はやや安価な印象。

プレゼントでいただいた Xiaomi Smart Band 10 ですが、デザイン云々は放っておいても、純正バンドの脱着が煩わしかったです。常に身に着けておくものではあるのですが、それでも水系家事やお風呂の時は外したい。脱着にはバンドの留め具を外す必要があるのですが、簡単に外れないようにしっかりとした造りになっています。

純正バンドの中にマグネット式のものがあるのを見つけて、これは良いとなったのですが、輝く白色というのが目立ちすぎて自分的にはイマイチでした。サードパーティから販売されているマグネット式のものがいくつかあるのを知り、価格が安いこともありこれに似たタイプを2種類購入してみました。

Etsbaocyというブランドのものですが、主にスマートウォッチ用交換バンドを販売しているブランドのようです。Amazon や楽天、au PAY マーケットなどの EC サイトで取り扱っており、企業情報は公開されておらず、販売は主にオンラインモール経由になっています。

Amazonや楽天などで「Etsbaocy」名義の出品者として販売。実店舗や公式サイトは確認されていません。大手メーカーではなく、OEM（相手先ブランド製造）やODM（設計から製造まで請け負う）型の中国系ブランドと見られます。

金属のバックル部分がマグネットになっており、かちゃんと張り付くようになっています。

固定するのに強力すぎず外れにくいけど外れやすいみたいな、ちょうどよい塩梅になっています。

純正の物よりは脱着が楽なので気軽です。万が一マグネットが外れたとしてもバンドのループしている部分があるので落ちることはなく、そういう意味でも安全です。

僕は外す時はマグネットを離したらバンドを緩めて、手首を抜いています。

素材は「弾性ナイロン製」となっています。柔軟性と伸縮性を持つナイロン素材で作られた製品を指します。一般的なナイロンよりもしなやかで、引っ張っても元に戻る性質（弾性）を備えています。

引張弾性率（Elastic Modulus）は約 2.0 GPa ぐらい？

触ってみたかんじ、ポリアミド系の合成繊維で、耐摩耗性・耐熱性・強度に優れた素材だなと感じます。通常のナイロンに比べて柔らかく、伸縮性があり、スマートウォッチバンドなど、肌に密着する用途に適していると思います。応力により、ひずみ曲線は初期線形領域の後、非線形的に伸びるため快適な装着感になっているのですが、逆にクリープ（長時間の荷重による変形）や応力緩和（固定変形下で応力が減少）も起こり得る場合があります。繰り返し伸縮による疲労で分子鎖の再配置により、長期間の使用で徐々に弾性は低下します。

ナイロンは水素結合による結晶性と非晶性の混在構造を持ち、引張応力に対して粘弾性挙動を示します。熱膨張係数は比較的高く、夏場の屋外使用では寸法変化やフィット感の変化が起こる可能性があります。吸湿性が高いため、湿度によって柔軟性が増すのですが、長期的には加水分解による劣化も懸念されます。汗をかく夏場では注意が必要です。

布地のような質感で蒸れにくく、長時間装着しても疲れにくく、手首の動きに合わせて伸縮し、締め付けすぎずズレにくいので装着感も快適です。繊維間に空隙構造があるため空気と水蒸気の透過性があり、通気性に優れています。

速乾性があり、汗や水に強く、摩耗や引っ張りに強く、日常使用に適しています。
水分を含んでも毛細管現象により汗が拡散し、表面で蒸発することで快適性を高める機能があります。ただし、塩分による繊維劣化のリスクもあります。

色はパープルなのですが、すごく落ち着いた発色で、肌色に近くて目立たなくて僕は気に入っています。パープルを選んだのは、Xperia の色と合わせる為です。

Etsbaocyのバンドは「目立たず、邪魔せず、確かに機能する」道具として、日常に静かに寄り添ってくれると思います。高級感はないが、価格以上の快適さと実用性があります。スマートバンドを「着る」感覚に近づけてくれる、そんな一本だと思います。