ホントに子機も入っているの？　と疑った小さな梱包

ACアダプターが壁から出っ張る形状　隣のコンセントを隠さないメリットがありますが

壁コンセント位置によっては　じゃまに感じる可能性が残ります

子機のACアダプターも同形状　　給電ケーブルが柔軟で細く長めなのは嬉しいポイント。

3冊に別れた取説は、分けた理由が納得できる構成で　とても使いやすい

利用しながら呼び出し音量を変えたりする場合も専用上下ボタンがあるので　直感的に使えます

ウチにあるシャープ製品は、ラジカセも、ミニコンポも、デジタルアンプ搭載で音は良いのだけど

とにかく操作性が悪い　という印象が残ってました。

でも、この電話からは　そのような悪い印象を受けませんでした。

バックライト付き液晶も見やすい

親機で日付時刻設定を行うと、それが自動的に子機にも反映していたのも嬉しいポイント。

留守録（最大録音時間 / 最大録音件数）:約10分 / 50件

通話録音:最大10分（最大50件）

着信記録:20件

電話帳機能:カナ100人×1番号

着信（呼出）音量切替:5段階、切

電話帳登録でカタカナを入れる作業も2名分ほど取説を見ながら行えば　後は直感的に作業可能

停電時も着信：発信可能

独居老人家庭に嬉しい「迷惑ストップ」ワンタッチボタン搭載

ナンバーディスプレイ契約という条件がありますが

迷惑電話を受けている間に　このボタンを押すことで　二度とそこからの電話を受けずに済む機能

この部分に星を付けるのは難しいのですが製品の評価を下げる必要は無いので一応のフルマーク

発信は出来るけど着信は出来ない事に気づいた私は

最初にモジュラーケーブルの抜き差し、端子の確認を行い

次に　電源アダプターを抜いて　数分後に再接続

それでも改善しないので　電話に備わっていたリセットボタンを押してみました。

ダメだ！

NTT西日本のウェブサイトからカスタマーサポートを探ると、

ウェブ上に自己所有の電話番号を入れて、基地局から自宅までの回線の不具合を確かめる機能があることを知り、マニュアルに沿って作業　

数分後　回線に問題が無いことが確認出来ました。

となると電話機自体の故障しか無い　と考えて　このシャープ機を買い求めたんです。

でもね　全く同じ症状が出ました。　

となると屋内配線のどこかにトラブルがあるはず。

前述のカスタマーサポートを紐解くと、NTT機器をレンタルしている場合、屋内配線利用料を負担している場合を除けば、一万円を越える支払いが発生するとのこと。

もう家電話を解約するという手段も考えられますが、店舗兼住宅の電話なので、修理を選択。

申込みから3日を待って担当修理業者さんが到着。

色々調べた結果　目に見えない場所から分岐していたモジュラーケーブルに問題があることが分かりました。

おそらく、15年ほど前、エコポイント制度を利用してブラウン管テレビを一気にデジタル薄型テレビに買い替えた時、テレビ裏にあったモジュラージャックに電話線を繋いだ記憶があります。

今は、家の中のどのテレビにもモジュラーケーブルは繋いでいないのですが、

それが抜かれたまま放置されていたんです。

そのうちの1本が店舗内のガラス窓沿いに置かれたテレビ用で、結露の影響を受けて錆びてました。

こいつが悪さをしていたんです。

発信する時　このケーブルの影響は無いのですが　受信した時に　おそらくパラレル接続されていた

錆びた端子の悪影響が出てたんです。　

突き止めた後、ケーブルを抜いて　それで終わり。

その後もテスター等を使い数値を確認し、何度も送信受信を繰り返す作業を経て終了。

来月の電話代と一緒に請求される修理費は　13200円

新しく買った電話が7981円

パイオニアの電話でもしばしば見られた不安定な接続も、このケーブルが原因だろうことが分かり

壊れていない電話を買い替えてしまった事になります。

パイオニアは子機2台だったのに　シャープは1台に減ったことも　後悔の念を強めます。

2万円と少し　高い勉強代となってしまいました。

若い修理担当者さんが言うには、FAX機能を除けば、普通電話機は20年、30年と使えます

殆どの場合　トラブルの原因はケーブルやジャックにあります

急いで電話を買い替える前に　一度NTTに相談してくださいね　という事でした。