東洋アルミから発売されている「フレームカバー」を購入。パッケージから商品名がよく分からないのですが、たぶんこれが商品名なのだと思います。

この商品はビルトインコンロのフチのすき間に入り込む汚れを防ぐためのパッキンシールのようなもになります。この隙間、水が隙間にすっと入ってしまうのを見たりすると「外して中身を掃除したい」と思うことが多かったのですが、このカバーを使えば隙間を守れそう。

最近、キッチンで料理をするようになったので長く綺麗に使おうかな、と思って購入しました。

ウチのキッチントップはたぶん人造大理石だと思います。
あんまり使用しないこともあって、まだまだ綺麗な方。

この製品を買う前にレビューとか見たのですが、粘着力が弱い強い、貼り易い貼りにくい、と真逆な投稿が多く、貼り付ける対象の素材が重要なのかなと思いました。ウチは一般的なグレードだと思うので、まずは大丈夫かなと思いました。

 パッケージ裏。情報量多い。

本体の素材はアクリル系エラストマー。柔軟性があり、伸縮性に優れた樹脂素材です。コンロの形状にフィットしやすく、貼り付け時の調整がしやすい特性があります。

製品は約2.5mの長さで、幅75cmまでのコンロに対応。素材は柔軟性があり、軽く引っ張ることで直線部分はスムーズに貼れます。ただし、コーナー部分は少々手強い。粘着力が高いため、位置調整が一発勝負になりがちで、貼り直しには慎重さが求められます。貼る前にフチ周辺をしっかり乾拭きすることが、うまくいく鍵です。

長さが足りるのかよく分からなかったのですが、IHｘ2面＋ヒーターの規模のもので、かなり余りました。微妙な長さのものが余るので、残りを捨てるしかないのが残念ですが。

スクレーパーが付属しているのは嬉しい配慮。取り付け前の掃除に、これであらかじめ掃除をしておくこともできます。けっこう油汚れとかが掻き出せてびっくりした。

そのまま日々のメンテナンスにも活躍できるので、これだけでも価値があるかも。

貼りつけたところ。クリアブラックなので、縁取りされたような見た目になります。

貼るのは少し戸惑いましたが、コツをつかめたので2回目からはうまくやれる自信があります。

少しひっぱりながら貼るのがコツっぽいです。

コーナー部分の浮きやすさは、素材の柔軟性と粘着力のバランスに起因しているようです。

ウチのキッチントップにはめちゃくちゃ貼りつくので、貼り直しがやりにくく位置合わせに苦労しました。普通のキッチンならもうちょっとやりやすいのかも。もう少し粘着の遊びがあると、初心者でも扱いやすいかもしれません。

貼り付け後は、料理中の吹きこぼれや油跳ねがフチの隙間に入りにくくなり、掃除の手間が明らかに減ります。特に煮込み料理や揚げ物をよく作る家庭では、恩恵を感じやすいと思います。見た目の変化は控えめですが、掃除のしやすさという体感的な快適さがじわじわ効いてきます。

この製品は、キッチンの見えない汚れに対して問題解決をした美しいプロダクトです。

完璧な貼り付けには少し練習が必要ですが、その先にあるのは、掃除の手間を減らし、キッチンを長く美しく保つための静かな工夫。機能性と控えめな美しさを両立した、生活者目線のプロダクトです。