※タイトルがステマっぽいので修正しましたw
少し前に高齢の母親が事故を起こしまして、ドラレコを搭載していなかったためにどうにも状況がわからず… 自分にも相手にも体の問題はなかったのですが、原因がわからないとまたクルマに乗らせていいかの判断もつけにくい。
こういうとき、ドラレコをつけていたらいろいろわかったのになぁ…と思ってもあとの祭り。先方もドラレコをつけていなかったので、事故の原因とか過失割合は仕方ないとしても、体の問題かクルマの乗りづらさかなどは気になってしまいます。
そういう面では、ドラレコは古かろうが新しかろうが、積んでいて悪いことはないし、自分や家族にもいつ事故に遭遇するかわからない…
ということで、Amazonで安めの機種を探して買ってみました。
70maiという中国メーカーの「A410」というモデル。実売10000円くらいなので、ドラレコの中だとミドルクラスって感じでしょうか。
探せば5000円以下のものもたくさんありますが、多少の信頼性と評判を見て購入しました。
今回のレビューのポイントとしては、
・製品の品質・完成度
・取り付けの難易度
・画質と使い勝手
といった部分を見てみたいと思います。
とにかく高品質
届いた箱を開けてみて、まず驚いたことがひとつ。
中国製品特有の変な日本語、日本語フォントがひとつもない。ここからかなり期待感が高まっていました。
中身はこんな感じで、フロント/リヤカメラ、電源と通信のためのUSBケーブル、説明書、取り付け時に使う静電気防止のベースシート、カメラ搭載シールなどが入っています。
説明書のアップも見てみると、やはり日本語は非常に流暢です。
取り付け説明なども本当に詳しくて、この点だけでもかなり安心できます。
本体の端子類はUSBが3つと、microSDがひとつ。写りが悪いですが、文字が掠れたりはしていません。
不器用な自分でも設置できるが、古いクルマはツメ折りにご用心…
ドライブレコーダーの設置自体はそれほど難しくはありません。
フロント/リヤのウィンドウ中央になるように貼り付けて、ケーブルを接続するだけ。ただ、このケーブルをいかにきれいにまとめるかがカギです。
まずはフロントの位置決め。モニターが多少見えることと、画角内にフロント部分が映ることが重要です。カメラは上下に角度を変更できます。ケーブルの位置や向きも確認。

リヤ側はこんな感じ。ケーブルは本来、右奥に見えるケーブルのところから通すのが一番収まりがいいのですが、自分の技術では通すのが無理でしたので、普通にクルマ側に戻してケーブルを隠しつつ設置します。挟んだりする心配はないサイズなので、問題ないでしょう。
リヤカメラのケーブルは、そのまま右側のフロントのモールなどを通して伸ばしていきます。少し内張をはがす必要もありますが、押し込めばなんとかなるケーブルの太さでした。
ドアの間のピラー部分。ちょっとめくれた感じになってますが、モールに挟む感じでどんどん前に持っていきます。
フロント側のカメラはこの位置で確定。こちらもケーブル2本をフロントガラス上の隙間に押し込んでいきます。右側から運転席の下を回してシガーライターソケットまで持っていくかたち。
フロント側はピラーを通してここを通します。中央のモールのつなぎ目にわずかにケーブルが見えます。
さらに下に引き回し、ここからハンドル下に回していきます。これでほぼ終了です。
ちなみに、車種によってケーブルの長さは変わってきますが、軽自動車なのでかなりあまり気味。あまったケーブルはリヤ側の一番広く収められる内装の部分に、まとめて押し込みました。
最後にもう一度、電源とカメラの向きを調整。フロント側はこんな感じ。
リヤ側はこんな感じ。カーナビのリヤカメラみたいな使い方は無理です。あくまで監視用と割り切りましょう。フロント/リヤのカメラ切り替えは、画面下にある4つのボタンのうち、左端のボタンを押すと切り替えられます。
設置には計測なども含めてだいたい1時間程度でしょうか。古いクルマだと内装なども多少壊れても大丈夫だと思うので、大胆につけてしまっていいと思います。
ちなみに、私はリヤカメラを通すためにリヤウィンドウについているストップランプのカバーを外そうとして、多分ツメを割りました…
画質の方はもう少し使ってみて更新します。
昼間と夜間の動画をチェック。かなり解像度も高く細かく見える
しばらく使ってみて、画質等もチェックしてみました。せっかくなので初めて動画制作にもチャレンジ。
前半は昼間の移動、後半は夜の移動です。知り合いの家まで行った時とその帰りの映像をピックアップしてみました。編集の関係で25fpsになっていて、画質も一部荒くなっていますが、元データはまったく乱れていません。
昼間の映像では、左右の端がどれくらいまで見えるか確認できます。画角は思ったよりは狭く感じましたが、左端の駐車場から出てくる人までしっかり映っています。ナンバーとかは一時停止すれば見えるかな?という感じです。
驚いたのが夜間で、交差点を渡ったところで右から横断歩道を無視した人が歩いてきますが、対向車の明かりもつぶれてはいるものの、しっかり端まで見えます。誰が悪いかよくわかりますねw
その先では、左側に狙いすましたようにバスケットボールを持った少年が出てきます。これまた、ボールが飛び出してきても責任は逃れられそうです。(仕込みではありません)
もっと高いドラレコならきれいに映るかもしれません。ですが、そもそも安全装備であってVlogなどのためのものではないので、必要以上の性能=コストをかけるつもりはありません。
その意味では、初めて動画をチェックしてみましたが、前後カメラともにしっかり撮れていて、記録もちゃんとされているのでこれで十分です。
ちなみに、何か起きた時にその時だけ撮影する、という「緊急撮影」という機能もあります。変な人が前に立ちはだかったとか、そういう時ですね。
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購入金額
10,990円
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購入日
2025年09月29日
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購入場所
Amazon













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