店内の大テーブルの脚のクロームメッキ部が剥げております。

脚ごと交換するのは費用もかかるし現実的では無いと考えて

薄ステンレスシートを巻き付けることにしました。

両面テープだけでは、水を使った掃除を繰り返すと剥がれてしまいますので

何本もの結束バンドを数珠つなぎにして巻き付けて固定することにしました。

これで10年以上保っております。　助かっております。

西日が当る玄関扉の持ち手はステンレスパイプ製

夏の3ヶ月間は　持てないほど熱くなるんです。

そこで樹脂製のクッションを巻くことにしているのですが、両面テープを使うと

やはり西日の高温で剥がれてしまいます。

そこで結束バンドの登場。

上下に2本づつ巻き付けることにしました。

秋が来て剥がすときも　糊の跡が残らないので簡単です。　助かっております。

1990年代だったと覚えておりますが　ルノーからトゥインゴという小型車が発表されました。

すぐに実車を見に行ったのですが　

小型車なのに大ぶりで柔らかいシート　柄も空に浮かんだ雲を彷彿とさせるもの

内張りも最低限で　ドア周り　リアゲート周りはボディ色の鉄板が剥き出しです。

必要最低限を具現化したような欧州車らしい小型車でした。

リアゲートを開いて　更に驚いたのは

リアワイパーやデフォッガーの為の配線までもが剥き出しだったんです。

当時はタイラップと呼んでいたと思いますが、日本人の感覚からは考えられない

雑な仕事だな　と感じたことを覚えております。

でもよくよく考えると、内張りが無いのだから隠す場所も無いし

下手に骨格の中を這わせるより、やがての故障、配線トラブルのときには仕事がしやすい

あぁ　フランス流の合理主義なんだな　と感じた次第です。

引き出したタイラップの余りを放置しておくのは　怪我の遠因になる可能性があるので

ニッパーなどできちんと処理するのが得策だとは思いますが

簡単に縛れて　簡単に切って外せる結束バンドは　ホントに便利だな　と思います。

場所、箇所によっては不可能ですが　先の細いマイナスドライバーやピンセットを使うことで

締め上げたタイラップを　切らずに解くことも可能です。

再利用出来ますよ