以前Xでこのスペーサーを使う事で経年で樹脂部がやられたRX-7のドアの閉まりをよくするというのを見かけたので、同時代の設計のユーノスコスモでも使えるんじゃないかと。

この時代のマツダ車（ユーノスロードスターなど）で起きる現象で、ドアの受け手側の樹脂が経年で無くなり、ドアストライカーとのサイズ差が出来てしまいドアが閉まり難くなるとか。

自分のユーノスコスモ、運転席側ドアだけ閉まりが悪いので見てみると見事運転席側は樹脂がなくなり金属剥き出しになっている。写真は無いが助手席側は黒い樹脂が残っていた。

まずコスモでもこの手が通用するのかと家に余ってたネジ用のキャップをカットしてはめてみたが、見事しまりやすくなった…が、軟質キャップだと開閉の衝撃ですぐ外れる。

というわけで元の情報通りこのスペーサーを購入。Cの字形なのでラジオペンチなどで一度広げてやる。

ストライカーに通したら広げた分を戻してできあがり。見た目もキャップよりスッキリ、そして見事ドアは閉まりやすくなった。

そもそもなんでそこに樹脂使ってるんだよってなりそうだが、純正樹脂状態とこの金属スペーサー状態だと、ドアの音が結構違う。樹脂部が無くなって金属と金属が当たるので音がデカイ。その辺の感触や音を考慮した結果純正は樹脂なのだろう。

一度試した軟質キャップは音が静かだったので、頑丈なテープなどを巻くのも手かな。

金属スペーサーの場合シリコンスプレーなど遠慮なくかけられるのと見た目が他の手段よりスッキリしているのがメリット。