DRAMキャッシュレス(HMB方式)ながら連続読み出し最大 7GB/sとという性能を実現したコスパに優れたミドルクラスのSSD。相変わらず難しいことは分かりませんが、データドライブとして使うのは勿体ない過ぎた仕様でしたね^_^;
割と地味な感じの外観です
片面実装タイプなので、裏側はフラットです
◇基本仕様(本家サイトより引用)
・フォームファクタ: M.2 (2280)
・インターフェース: PCIe® Gen 4.0 x4 / 5.0 x2 NVMe™ 2.0
・寸法(WxHxD): 80.15 x 22.15 x 2.38mm
・重量 (最大) : Max 9.0g
・記録素子: Samsung V-NAND TLC
・コントローラ: サムスン自社製コントローラ
・キャッシュメモリ: HMB(Host Memory Buffer)
・トリム : 対応
・S.M.A.R.T SUPPORT : 対応
・GC(ガベージコレクション) : 自動ガベージコレクションアルゴリズム
・暗号化対応 : AES 256ビット暗号化(クラス0)TCG / Opal IEEE1667(暗号化されたドライブ)
・WWN : 非対応
・デバイススリープモード: 対応
・連続読み出し : 最大 7,250 MB/秒
・連続書き込み : 最大 6,300 MB/秒
・ランダム読み出し(4KB、QD32) : 最大 1,000,000 IOPS
・ランダム書き込み(4KB、QD32) : 2TB: 最大 1,350,000 IOPS
・平均消費電力(システムレベル)3) : 平均:読み出し 4.6 W / 書き込み 4.2 W
・消費電力(アイドル状態)3) : 標準 60 mW
・消費電力(デバイス省電力モード) : 標準 5mW
・許容電圧 : 3.3 V ± 5 %
・信頼性(MTBF) : 150万時間
・動作温度 : 0 - 70 ℃
・衝撃 : 1,500 G & 0.5 ms (ハーフサイン)
◇製品保証
・5年または1200TBW(いずれか短い期間)
製品保証については、私の使用環境で1200TBWを使い切るのは数十年は掛かると思われるので、実質5年というのが製品保証期間となると思います。
ということで、上記仕様を下位互換の「PCIe 3.0」環境で使うのは、125ccのバイクの性能を制限して原付バイクとして乗るみたいな、確実に性能を持て余している感じがしてSSDに大変申し訳なく思っています。。。
使う前に、熱対策として銅板製のヒートシンクを装着しました。PCIe 3.0環境なので、ある程度発熱は抑えられるのではないかと思っていますが、外付けのSSDケースでも結構熱くなっていたので、念のための処置です。
銅板1枚とはいえ全体の厚みが増すので、PC側のスペースがやや心配でしたが、特に問題なく取り付けることができました。
結局、シリコンバンドは使用せずテープ留めとしました
ヒートシンクでSSD本体が全く見えませんね^_^;
新品なので、フォーマットしないと使えませんが、今回は元のデータを引き継ぎたいこともあって、外付けSSDケースに本製品を入れて、Samsung純正の『Samsung Magician』アプリを使ってクローンを作成しました。(500GBでクローンを作って、後から領域を拡張)
SSD換装後は、全体の容量が増えた以外は従来と変わりなく普通に使えています。違和感が無さ過ぎて満足度はあまり得られませんが、これでまた暫くは容量の心配をせずに使えます。
定番アプリでベンチと情報を確認しましたが、PCIe 3.0の性能を余すことなく使っているような感じなので、数値的には大満足です。
CrystalDiskInfo 9.7.2にて
PCIe 3.0接続ですが、良い感じです
こちらは外付けケースでの計測値です
発熱については、プライマリドライブよりはいくらか高めですが、私の使用環境ではさほど高温にはならない感じです。使用中にPCの底面(SSD付近)を触ってもほんのり温かいくらいなので、SSDのサーマルスロットリングが発生することは無いと思っています。
Samsung推しという訳ではありませんが、自社でSSDの部品を全て製造・管理しているということなので、製品の信頼性が高く安心して使えます。
宝の持ち腐れにはなりますが、買って後悔はしていません。
ということで、何事もなく使い続けられたら良いなぁと思っています。
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