以前の、RAID 0でムリヤリ?広げたOSアレイに、RAID 1で安全性を追加した作業アレイを合体させた小容量SSD4枚使いのトータル約1.5TBの環境から、今年(2025年)4TB+2TBの計6TBと4倍の広さにしたが、メインPC刷新は数年前から考えていて、忙しさにかまけてフン切りがつかなかったものの、現在の体制になる前に一応刷新出来るセットを揃えていた。
先に作業領域用に押さえていた1TB版
をご紹介したが、故障要因が2倍になるRAID 0のOS領域の方が置き換え緊急度は高く、同じCFDのM.2 SSD、PG4VNZシリーズの2TB版=CSSD-M2M2TPG4VNZも確保していた。

1TB版(上)との比較。コントローラー載っている側は全く同じ。

2TB版(本品、下)は、両面実装のためコントローラー以外は逆面と同じだけチップが載る。

コントローラーはPhison PS5018-E18、DRAMは1GBのSK hynix H5AN8G6NCJ-RVKCが裏表で2GB
2022年~2024年末までの準備態勢
■ビデオカード
GTX1080 ⇒ RTX3060(これは結局使わず売却)
■テンポラリディスク
512GB SATA SSD×2のRAID 1 ⇒ CSSD-M2M1TPG4VNZ
■OSディスク
512GB NVMe SSD×2のRAID 0 ⇒ CSSD-M2M2TPG4VNZ(本品)
しかし、「いわゆるCドライヴ」をSSDを4枚使ったRAID 0+RAID 1で構成していた関係上、移行にはそれなりの時間がかかる状態だったため、忙しさにかまけて、先延ばしを繰り返した結果、結局このCFDのSSD 2枚のコンビは使わず、昨年(2024年)購入したCrucialのP3(Plus)系の2TB+4TBのコンビ
を使ってメインPCのリニューアルを完了した。
ただそれでお役御免になった?CFDのSSDコンビは、「単なる予備ストレージ」として使うのではなく、今回の現メインPCの復旧&延命刷新作業の際に、ポイントポイントの状態保存に利用することにした。
つまり...
①512GB×2のRAID 0:Windows 7 Professionalから上げたWindows 10 Pro(元状態)
↓
②1TB SSD:上記クローン(これを元のWindows 10 Pro状態のバックアップディスクとする)
↓※これに、CFDの1TB SSD、CSSD-M2M1TPG4VNZを使用
③2TB SSD:上記クローン後Windows 10 Pro⇒Windows 11 Pro化
・Win 10⇒11のタイミングが良く、安定している23H2が得られたので、極限までUpdate
・容量節約のために抜いてたClusterやマイクラなどを戻す
↓※これに本品CSSD-M2M2TPG4VNZを使用(これがWindows 11 Proの元ディスク)
④4TB SSD:上記のクローンでWindows 11 Pro仕様の常用Diskとする
...という感じ。
つまり以前そろえていたCFDのセットは1TB版がWindows 10 Pro、2TBがWindows 11 Proの2025年2月末時点でのスクリーンショットSSDとなったわけ。
前者は、もはやWindows 10に戻ることがなくなる今年11月以降には用なしになるので、初期化して倉庫ストレージとして再利用しようと思っているが、2TBに関してはこれが自分にとっての「原版」になるので、死蔵予定。
死蔵前に速度を確認した。
【裸族の頭経由USB 3.2 Gen2接続】

裸族の頭経由でM/BバックパネルのUSB 3.2 Gen2ポートに繋いだ時は1TBと同じくほぼ上限。
【M/B上のM.2ポートでのPCI Express 3.0×4接続】

1TBのCSSD-M2M1TPG4VNZとは違い、Sequential Writeの意味不明な落ち込みはない。
1TB版のCSSD-M2M1TPG4VNZと比較すると、容量増加した分、カタログスペック上は一部の指標が向上しているのだが、実測値はほとんど差が出ない。多分USB接続も、M.2のNVMe接続(PCI Express 3.0×4)も、実質的な転送上限に近いのだと思う。
ただ、1TB版のCSSD-M2M1TPG4VNZで見られた、NVMe接続時の意味不明なSequential Writeの速度低下はなく、すべての指標が理論値の85%前後で安定していた。
...というか、現在使用中の2TB M.2 SSD、CrucialのP3シリーズに属するCT2000P3SSD8JPと比べて一部の速度指標はむしろ優れているまであり、ちょっとバックアップディスク(いざというときのリカバリー用ディスク)として死蔵するには、もったいないような気もするくらい。
ま、いざというときにSSDを差し替えるだけで起動・運用できる状態というのは、備えとしては万全で、運よく安定している23H2状態で作成できたのもあり、トラブル因子も少なそう。(若干高いが)「保険」と考えておくことにしようと思います。
【CSSD-M2M1TPG4VNZ 仕様】
容量:2 TB
フォームファクター:M.2-2280 両面実装
インターフェース:PCI Express 4.0 (x4)
プロトコル:NVMe 1.3
コントローラー:Phison PS5018-E18
NANDフラッシュ:Micron 3D TLC (B27B)
キャッシュメモリ:DDR4 2GB
Sequential Read (Max):7000 MB/s
Sequential Write (Max):6850 MB/s
Random Read (Max):650K IOPS
Random Write (Max):700K IOPS
TBW:1400
MTBF -
保証期間 5 年
PCI Express 3.0×4環境では十分なスピード
1TBのように、何処かの指標が極端に遅いという事なく、全指標安定してカタログスペックの1/2~1/3程度の速度、ボトルネックとなるPCI Express 3.0×4接続理論値の85%内外という成績なので、安定して使える。
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購入金額
37,470円
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購入日
2021年10月24日
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購入場所
BUYMORE


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