デスクトップPCの後継機として購入
2021年からThinkCentre M75qを使っていましたが、4Kx2枚の処理は結構グラフィックに負荷があるようで、映像系の処理がとにかくもたつくようになり後継機を探していました。
2025の初売りでMacBook Airの最安価モデルを購入してM3のパワーを思い知ったのと、自分が思っている以上にARM64のネイティブで動くソフトが多いし、x86のソフトでもRosetta2がサクサク動くことを実感してMacに統一することを決意しました。
後から失敗に気がつくんですがデスクトップPCの後継機を探しているのに、元々MacBook Pro(2013 Late)を使っていたこともあって、なぜか乗り換え先はMac miniやiMacでは無くMacBook Proに乗り換えました。
家でしか使わない母艦機なんだからラップトップである必要なんて全くないんですけどね(笑)
自分が購入できる最強を目指して...
MacBook Airは外で使うし最悪盗まれても被害が最小限で済むように吊るしの最安機を購入しましたが、今回はAppleからCTOで購入しました。
最安価のモデルと比較してカスタマイズした項目は以下の通り。
画面:標準ディスプレイ→Nano-textureディスプレイ
CPU:M4→M4 Pro(14コア)
RAM:16GB→48GB
SSD:512GB→2TB
価格:248,800円→540,800円
本当はRAMは64GBが欲しかったのですが、なぜかM4 ProのMacBook Proは48GBまでしか選択できない仕様です。(Mac miniはM4 Proで64GBが選択できるのに...)
Nano-textureにした理由はただの興味本位です。
画面を変更すると専用クロスでしか画面が拭けない鬼畜仕様になるのですが、そもそもiPadと違って画面に触れることなんて一度もないので「面白そうだし変えてみるか!!」という発想です。
以下は手持ちの他のPCとのスペック比較です。
Mac miniのレビューのページにCinebench R23のスコア比較をしていますので、もし興味があればご覧ください。
○MacBook Pro
OS:MacOS 15.4.1
CPU:Apple M4 Pro(14コア)
GPU:Apple M4 Pro(20コア)
RAM:LPDDR5X 48GB
SSD:2TB(AP2048Z)
価格: 540,800円
○ThinkCentre M75q Tiny
OS:Windows11 Pro 24H2
CPU:AMD Ryzen7 4750GE(8コア/16スレッド)
GPU:AMD Radeon RX Vega 8
RAM:DDR4 48GB(32GB+16GB)
SSD:2TB(NVMe)+1TB(SATA)
価格:58,080円(RAM,SSD別)
○自作PC(電力制限済み)
OS:Windows11 Pro 24H2
CPU:Intel Core i7-14700K(PL1:85W PL2:125W)
GPU:NVIDIA GeForce RTX4070Ti
RAM:DDR5 64GB
SSD:2TBx2(NVMe)
価格:?????(失念しました)
○MacBook Air
OS:MacOS 15.4.1
CPU:Apple M3(8コア)
GPU:Apple M3(8コア)
RAM:LPDDR5 16GB
SSD:256GB(AP0256Z)
価格: 164,800円(26,000円分のギフト付き)
○Mac mini
OS:MacOS 15.4.1
CPU:Apple M4(10コア)
GPU:Apple M4(10コア)
RAM:LPDDR5X 16GB
SSD:256GB(AP0256Z)
価格:90,970円
なんか...MacBook Airとキーボードとトラックパッドの感触が違う......
MacBook Airを2025/1/2に購入して、MacBook Proを2025/1/31に購入したのでどちらもまだ使用感の少ない新品なのですが、
正直に言います。
キーボードをタイプして「...ん?」
トラックパッドをクリックして「...うーん......」
と言ってしまいました。
表現が難しいのですが、MacBook Airは気持ちよくタイピングできてスムーズにクリックができるのですが、Proは何故かキーボードもトラックパッドも”押し心地が渋い”って感じなんです。
キーもトラックパッドもあえて力を入れないと入力を受け付けてくれないようなイメージです。
と言っても本当にほんのわずかな差です。
この1台しか持ってなかったらこういうものだと思ってしまうと思うし、修理や返品するほどのものでもありません。
そもそもAirとProは別部品なのでもしかしたらわざと感触を変えているのかもしれませんが、個人的にはAirの感触が好きなのでそこだけは残念に感じてしまいました。
音楽を聴きたくなる
MacBook Airを購入して、ノートPCのなのに音がいいなぁと惚れ込んでいました。
Airは4スピーカー、Proは6スピーカーという情報は見ていたのですが十分満足していたのでそこまで期待はしていませんでした。
でもその期待は良い意味で裏切られました。
MacBook ProはAirには無い低音域がプラスされて、無性に音楽が聴きたくなるようになりました。
あえて言葉で表現するなら、音が聴きやすいAirに対して音楽が聴きたくなるProという感じです。
僕の経験上ですが、Windows機って一部の機種を除いて良い音だなと感じたことはほとんどありません。
一体型が流行った時代、ハーマンカードンとかYAMAHAやONKYOなどが書いてあるWindows機があったのですが、その時代はいい音のWindows機もありました。
でもPCが薄型になった結果、大型のスピーカーが搭載できず、筐体の軽量化と薄型化と比例して音質が下がっていったのです。
MacBook Proは確かに軽くは無いです。
めちゃくちゃ薄い訳でも無いです。
その代わりにこの音質を手に入れたと勝手に解釈してしまうほどに気に入っています。
ローカルディミングの制御が上手い
机にはディスプレイが4枚ありますが、メインで使っている外付けディスプレイ2枚はローカルディミングを搭載しています。(27M2V、27R83U)
2枚とも真っ黒な画面は真っ黒に表示してくれるのですが、ローカルディミングの制御が甘いです。
27M2Vは積極的に暗くし過ぎて、例えばアクティビティモニターのCPU履歴などを全画面で表示すると、グラフを表示している部分まで暗くしてしまうので見にくくなります。
そして27R83UはVA液晶ということもあって元々のコントラスト比が高いためか、ローカルディミングをあまりしてくれません。つまり、できるだけバックライトを点灯するように制御してるのでローカルディミングの旨みが少ないんです。
一方で、MacBook Proはその制御が良い意味で気にならない。
ノッチがあるはずなのに映像を全画面で表示したらノッチが完全に消えるんです。
16:10のMacで16:9の映像を見ると黒縁が目立つんですが、あたかも画面が16:9になったかのように錯覚します。
ローカルディミングの制御の上手さは他社も追随して欲しいなと感じるところです。
画面と解像度が...足りない......
いや、この項目に関しては完全に自分が悪いです。
そもそも4Kx2画面(時には4Kx4画面)使っていたのにノートPCに乗り換えられるわけがないんです。
結局常時外部ディスプレイに接続するようになり、そうなるとノートPCって意外と場所を取るんです。
そりゃ今までミニPCだったのに14インチノートPCに置き換えたらフットプリントは大きくなるに決まっています。
そこで初めて気がつきました。
自分が買うべきはMac miniだった...と。
でも後悔はしていません。
54万円の出費はめちゃくちゃ大きいですが、それ以上に所有感があるのがProシリーズです。
街乗りしかしないのに大型バイクを買う感覚です。
やっぱりProは高い。なのに満足。
ノートPCに54万円は正直かなり高く感じます。
割とハイスペック気味に作った自作PCでも30万円台です。
一昔前のようにドル100円時代なら30万円台で買えてたと考えると辛いものがあります。
でも、所有感や性能などの満足度がすごく高いんです。
僕はProシリーズは実用性を兼ね備えた嗜好品と考えているので高くても満足度が高ければそれで良いと考えます。
同じように感じる人にとっては良い製品ではないでしょうか。
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購入金額
540,800円
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購入日
2025年01月31日
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購入場所
Apple Store Online
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