先日、AI監視カメラを設置してみたものの、これは離れた場所から勝手に撮れるものの、誰かのアクションにリアルタイムでは対応できません。
高齢の母にはもうひとつ、インターホンなどで来客に対して部屋の中から対応できたほうがいい。
うちでもパナソニックのインターホンは使っていますが、こちらは家に最初から付いてきたもので、有線のまあまあ高いやつ。工事などもできないので、ワイヤレスタイプの一番安いモデルにしてみました。
ポイントとしては、
・設置の簡単さ
・ワイヤレスの距離感
・バッテリーの持ち
・画質や使い勝手
といったところでしょうか。
初期設定でワイヤレス接続可、充電するだけで即使える
付属品を見てみると、ワイヤレスの恩恵を強く感じます。
カメラ本体、モニターとバッテリー、充電ホルダー、壁取り付け用のビスくらいです。カメラ本体は単3電池6本で動きます。
カメラの裏側はホルダーがフタを兼ねていて、設置した際にはかぱっとはめたあと、下面にあるビスを止めて固定するかたちです。なので、壁などにホルダーを固定してしまえばほぼ設置は完了です。
ペアリングなどは必要なく、最初から接続できているので、電源を入れればすぐ使えるのもいいですね。ただし、充電は結構時間がかかり、使えるようになるまで数時間かかりました。この辺はなんか白物メーカーっぽい感じしますね。
パナは悪くないけど、いい設置方法が欲しいところ
ひととおりテストできたところで設置場所の検討です。
今回は、家の入り口あたりに設置して、敷地内に入ってこないようにしたいと思っていました。なので、門に当たる壁に穴を開けて固定できればと。
説明所をみると、付属のビスは木製の壁などに止めるためのもので、それ以外の方法は書かれていましたが別に購入する必要がある。
なので、固定用の長めのビスと、コンクリに埋め込んで固定するためのパーツなどを購入。長さも説明書にあったとおりです。
設置したい場所はこんな感じ。背の高さなどを考慮して、だいたいの場所をマーキングします。左にはポストもあるので気づくでしょう。ネジ止めは上下の2本です。
ただ、この壁がただのコンクリなので手持ちのドリルではまったく太刀打ちできず。当たり前ですねw 甘く見てました。多分、ダイヤコートのドリルとかでないと空かない気がします。
そのためだけにまたいろいろ考える時間もなかったので、今回は暫定的にドアの脇に設置することに。こちらなら両面テープなどでもいけそうでしたが、固定を重視してタイラップどめにしてみました。左右のズレもなくしっかり固まっています。
設置してみたのはこんな感じ。うまく固定できてるような気がしますね。あまりのタイラップは後で切りました。
入り口のコンクリへの穴あけは結構難儀しそうですが、また落ち着いた頃にチャレンジしてみたいと思います。
上位機種との決定的な違いは動画か静止画か
実際に設置して使ってみると、自宅で使っているモデルと結構違うことに気づきました。購入前に理解しておいた方がいいかも。
まず、画質の違い。このモデルは動画ではなく静止画を記録するタイプです。インターホンが押されてから静止画で記録してくれます。
モニターボタンを押してパススルーにすると、目の前にいる人がちゃんと見えますが、滑らかな動画ではないです。ここは自宅のモデルとの大きな違い。
わずかな差ですが、インターホンを押されてからどんな人か観察できる方が判断はしやすいように感じます。ワイヤレスなので割り切りが必要ですし、動画モデルを使ったことがある方は多分違和感感じると思います。
次に気になったワイヤレスの範囲ですが、説明書には10メートルほどとあります。いま設置している玄関はリビングから近いので何の問題もありませんが、門のところは壁を隔てて6メートルほどなので、実際にどうなるかは使ってみないとわかりません。
また、2階の寝室にワイヤレスモニターを持っていけば朝や夜も確認しやすくなりますが、そのへんの距離のテストも次回におあずけ。
少なくとも玄関に設置した状態では、何の不自由もなく使えるようにはなりました。
製品としての評価は低いわけではありませんが、見た目が似ているからと有線モデルと同じように考えると肩透かしを食らうかもしれません。ぜひ店頭で試してみてから使うことをお勧めします。
-
購入金額
15,049円
-
購入日
2025年04月30日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。