車用のアースケーブル。アーシング用として販売されている30sqのふといケーブル。
アーシングというより古くなったアース線と端子のリプレース用として購入した。
1993年式のコスモ。これを書いているのは2025年なので32年だ。
特に電装品の不調が出ている訳ではないが、磨いたりして掃除したとはいえ端子自体がだいぶくたびれている。あと前オーナー時代にアーシング金具をきつく締めすぎたのか少し変形している箇所があるのでそこを含めてスッキリさせたかった。
バッテリーのアースはボディに落ちたアースを全て拾ってバッテリーに送るので、とりあえずここを新しくすれば全体に効果がある。
似たような純正リプレース用のアースとしてはエーモン製があるので当初そちらを使おうとしたのだが…
なんとコスモの純正アース線、エーモンのやつより太かった。純正より細いものをつけるのはなんか抵抗がったので(ぶっちゃけ電子機器の多いType-EではなくType-Sなのでそこまでシビアじゃないと思うが)、純正と同じか太いくらいのものを探したらあったのがこの清和工業製だった。
ちゃんと純正のアース確認しようね(自戒)
ケーブル自体は当然端子もできあがっていて電工工具とかも不要。
さてコスモのアースはバッテリーの土台あたりから伸びている。だいたい35cmくらいだったのでこの長さ35cmのものを購入したのだが…まずここでミスった。自分元のアースのケーブル部分だけを計って35cm程度がいいと買ったのだが、購入したケーブルは「端子を含めて」35cmだった。というか普通端子含めた長さだよね。凡ミス。とはいえこれは元々余裕があったのでセーフ。
意気揚々とバッテリーを外してアースの根本を見たら…
写真右がバッテリーへ行く方向、中央のナットがボディに固定している部分。てっきり自分その区間だけかと思っていたら更に左方向、車両本体側のハーネスへアース線が繋がっていた。なんてこった。
清掃したらよりわかる姿に。うごご。結局今回はそのまま戻してこのケーブルは他車にでも入れようか悩んだ結果…
上★乗★せ
これだと純正アースのこの金具から先が無意味からちょっとアレだが少なくともボディアースと端子は新品になる。まあこの使い方するくらいなら(端子の交換という目的が無ければ)普通の丸端子で純正アースと平行する線を増設する形のがスマートだっただろう。
太さの割に取り回しがいいが付属ナットに注意
がっつり太いが細い線がみっちり詰まっているカタチなので見た目ほど取り回しは悪くない。あくまで太さの割にはだけど。
ただ端子のナット部に折り返しがあるので、これまでついていたアーシング用金具がうまくつかない。これはまあ相性なので一旦ワッシャーをかまして固定した。
それより個人的に困ったのが端子用の付属ナット。スペーサー部分があり金具の折り返しに対応したものなのだが、バッテリー端子の固定で一般的な10mmではない。コスモには最低限の車載工具として10mm用の工具を積んでいるが、これでバッテリー端子を外せないのは不便なのでその辺にあった10mmナットに交換した(ネジ側は一般的なもの)。
まあそうそうマイナス端子を外すことが無い現代の車なら気にならないポイントではあるが。
アースケーブルとしての機能はもちろん問題なく、車内側に繋いだ電圧計が0.2V程度上がった。
ちなみに純正アースは一旦隙間に押し込んでいたが、一応後日アーシング用ケーブルを加工したものを接続しバッテリーの端子部で合流するような形にしておいた。電気の流れ的にはほぼ意味なさそうだがブラブラしているのもアレだったので。
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購入金額
1,850円
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購入日
2025年03月頃
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購入場所
Amazon







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