レビューメディア「ジグソー」

レビューサイトとのコラボキーキャップ。萌えキーキャップながらCOOLな色使いの部分もあり、少し照れがある?

先日紹介した「萌えキーキャップディスプレイ用キーボード」。

キートップに絵などを描いた「萌えキーキャップ」を展示すると映えるように、

・Cerry MX(互換)メカニカルキー:交換キーキャップはほとんどCerry MX互換

・色調が白系:萌えキーキャップは絵を目立たせるため、白~ベージュ~灰色地が多い

・電飾付き:「装飾台」なのでディスプレイを引き立たせる

・US104キー形式:萌えキーキャップはほぼ100%中国製で、英語配列用

という条件で、安価なディスプレイ用キーボードを手配したのだが、それに「展示する」方のキーキャップ。

 

その名も「Rinko Touch」。

 

“Rinko”とは何者??

 

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

いわゆる中華イヤホンの中には「萌えイヤホン」とも呼べる一ジャンルがあり、それらはイヤホン本体やそのケースなどに萌え絵を載せてアピールしている。

 

日本でも人気の高いMOONDROPこと水月雨は、継続的に萌えキャラを外装にあしらっているし、骨伝導ドライバーやナノテク素材の採用が多いハイテクブランドikko(アイコー)にも女性キャラクターが描かれたケースが結構ある。ケーブルで有名なNICEHCKは、イヤホンも手がけているが、主に低価格イヤホンの箱には、あまり脈絡なく女性キャラクターが描かれていることもある。

そんな中、特定のキャラクターを自社のマスコットとして押し出しているメーカーもある。

 

先に挙げた水月雨がその代表格で、水月友希ちゃんがその製品のほとんどを彩る。元々独特のアクセサリーや珍しい髪型などのような特徴的なアイコンがあるわけではなく、服装なども決まっていないので、製品によって作画のブレが印象の差が大きな友希ちゃんだが、同社の全部のイヤホンに描かれているわけではない(と思う←一部低価格イヤホン~MOONDROP 竹-CHUなど~で描かれている姫カットのオンナノコは、別人っぽい気がする・・・それすらも友希ちゃんの作画の揺らぎヴァリエーションなのかも知れないが)。

 

続いてブランドキャラとして有名なのは、初期には中国のトップコスプレイヤー黑川がコスプレしたことで有名になった、TANCHJIMのブランドキャラ浅野天琪ちゃん。彼女は“T”をかたどった髪飾りを付けていて、多くは黒いシャツに白タイの女子校生制服風衣装を纏っていることが多いので、水月雨ほど多作ではないが、存在感としては結構大きい。

この2社、交流もあって、友希(ゆき)ちゃんと天琪(てんき)ちゃんをあしらったDAPをリリースしたこともある。

友希ちゃん天琪ちゃん程ではないが、メーカーキャラクターとして存在感があるのが“Rinko”。

 

彼女が代表するメーカーはseeaudio。元々は高級カスタムIEMが発祥のメーカーのようだが、Rinkoを旗印に入門機の価格帯でユニバーサルIEM界に参戦。その後リリースされた中級機Braveryとんでもなく出色の出来で、2022年のベスト中華IEMに推す人も多い名機だった(オリジナルBraveryのリリースは2021年末)。

 

そんなBraveryの大きめで装着感にクセのあった形状を微調整し、カラーを一新した限定版が数度にわたってリリースされたが、そのうちのひとつBravery AE Exclusive Edition

の外装にもRinkoがあしらわれていた。

 

seeaudioRinkoは、特徴として

・うさ耳を想起させる大きく存在感のあるリボン?つきのカチューシャ

・左目が青、右目が赤のオッドアイ(天使と悪魔に分離?している時は別)

・白基調の衣装で鳥の羽の生えた天使タイプと、黒基調でコウモリの羽のエロ小悪魔タイプがいる

うさ耳はともかく、オッドアイと言い、真逆の衣装の設定と言い、二面性がある設定なのかも(その方がどんなキャラクター(特性)のイヤホンでも対応できるという考え?)。

 

そんなRinko、ヒットイヤホンBraveryで名を馳せたが、それに先行してリリースされたその名を冠したイヤホンで有名になった(Rinko自体は、それ以前からseeaudioの販促キャラとして登場はしていた)。

 

それが、SeeAudio x Z Reviews Rinko。そのものズバリ、Rinkoを名に持つイヤホンで、3Dプリンタ成形で比較的安価(市価13千円程度)ながら、DDのしっかりとした低音と、PD(平面駆動ドライバー)の通る高音で、良い意味でのドンシャリ具合がとても良かったイヤホン。

 

このイヤホン、名前の通りオーディオレビューサイト=Z Reviewsとのコラボ製品で、天使Rinkoエロ小悪魔Rinkoのそろい踏みのプロモーションだった(ひょっとしたら小悪魔Rinkoのデビュー作だったかも知れない)。

 

それに合わせて企画されたのが?本品、萌えキーキャップである「Mechkeys x Z Review Rinko Touch」。

R
パッケージ表側のRinkoちゃんはカジュアルな装い

 

しかし裏側には天使と小悪魔エロが
しかし裏側には天使Rinkoと小悪魔エロRinko

 

どうやらSeeAudio x Z Reviews Rinkoと同時進行で企画されたようで、Z Reviewsのチャンネルでも同時に紹介されている。イヤホンの方は当然Rinkoの実家?seeaudioとのコラボだが、キーキャップはZ Reviewsが間に入って、ヴァーチャルフィクション作家の雨宮香奈がデザインしたキーキャップや、メカゴジラのキーキャップも扱うPCアクセサリー店Mechkeysとのコラボ(製造はUtyping)。

とのコラボ(ここにはseeaudioの名はない)
MechkeysZ Reviewsのコラボ(ここにはseeaudioの名はない)

 

さすがに替えキーキャップを多く扱うMechkeys、萌え絵の配置や色合いも「こなれた」感じで、鮮やかな昇華印刷が施されたキーキャップが揃っている。

 

箱から出すと、三段に分かれてキーキャップが入っている。1段目(一番上)は最低限の文字キーが全部入ったセクション。2段目はテンキーやカーソルキー、色違いファンクションキーやマルチメディアキーが並べられている。最後の3段目は「代替キー」で、1段目2段目では文字などが書かれていたキーと同じ大きさのキーにRinkoのSDイラストが描かれたものや、Z ReviewsとのコラボらしくRinkoヴァージョンと同じ大きさのスペースキーなどが入っている。またキー引き抜き工具もセットされているのは優しい。

上から1段目、3段目、2段目。引き抜き工具同梱が嬉しい。
上から1段目、3段目、2段目。引き抜き工具同梱が嬉しい。

 

1段目。60%キーボードでも必ず使うキーには大きくが描かれている。
1段目。60%キーボードでも必ず使うキーには、右下に大きくRinkoが描かれている。

 

ちゃん部分アップ。
Rinkoちゃん部分アップ。胸にはseeaudioの“see”の文字が。

 

2段目はテンキーやカーソルキー、コラボのオレンジ色のキー達。
2段目はテンキーやカーソルキー、Z Reviewsカラーのオレンジ色の替えキー達。

 

3段目(左)。SDちゃんを見せるため拡大。
3段目(左)。SDRinkoちゃんを見せるため拡大。

 

3段目(右)。別サイズのスペースキーもここにある。
3段目(右)。別サイズのRinkoスペースキーもここにある。

 

これらにより、60%(61キー)、65%(67キー)、75%(84キー)、テンキーレス(87キー)、96%(95キー)、フルサイズ(104キー)とほぼすべてのキーボードに対応出来る。特にスペースキーは複数の大きさが同梱されているので、一部の左右分離型のモデルでも使用可能となっている。

 

特徴としては、

Rinkoフィーチャリング:

 ⇒Enterキー周りの複数キーを使ったイラストや、特殊キーを中心に多数のRinkoが描かれている

Z Reviewsコラボ:

 ⇒一部特殊キーは、オレンジ色基調のZ Reviewsカラーの挿し換えキーも用意

・ブラックキーを部分的に使用:

 ⇒萌えキーキャップらしく?白ベースキーが多いが、WASDやカーソルキー等一部に黒色使用

という感じ。

 

特に萌えキーキャップセットでは珍しく、黒ベースのキーがあるのが精悍な感じ。

 

で、例の「ディスプレイ用キーボード」に挿してみた。

 

供給されるキーの中で、外寸が合うものを全部使ってみても良かったのだが、通常の文字部分は透過ではないので、ディスプレイ台の派手さ?が減じるかと、

Rinkoが大きく描かれたEnterキー周り

・スペースキー

・テンキーの「0」

・13個のSDイラストが用意されているので「Esc」と「F1~12」キー

・他の文字と違って特徴的な黒ベースのWASDキー

を交換してみた。

挿し換え完了。ちゃんの絵はサイズ違い以外余さず使用。
挿し換え完了。Rinkoちゃんの絵が描かれたキーは、サイズ違い以外余さず使用。

 

ベースとなった展示台w、SUNSONNYのメカニカル・フルキーボードN-J9PROの純白キー色に比べると、本品はクリーム色系の白なので、多少「浮く」が、ライティングが派手なので、ソコソコ映える(セットしてから思ったが、キートップの萌え絵鑑賞に主眼を置くならホワイトLEDでもよかったかもなぁ←SUNSONNY N-J9PROの現状確認できる白っぽいキー色でホワイトLEDというのは、ベースピンク×メインキーホワイトのものしか選べず、ちょっと絵との相性がある場合が出てきそうだが)。

ブルーのライティングはやや癖強?
ブルーのライティングはやや癖強?

 

ただ実際使うとなると、実はこのRinko Touch、キーの接合部の深さがN-J9PRO標準キーと若干異なり、本品の方が若干「深く」入るのでツライチにならず、他の交換していないキーと比べると「凹んで」しまう。ゲーム専用として使うなら、一部ゲームで多用するWASDキーの高さが違うというのはブラインドタッチ的に良い場合があるかも知れないけれど、一般的には使いづらいなw

WASDキーが沈んでいるのがわかる。
交換したWASDキー(とスペースキー)が「沈んで」いるのがわかる。

 

入力用として使うには、用意された全キーを交換するのが吉か。

 

ま、今回「展示用」なので、これで良いのだけれどw

 

【仕様】

・全156キー

・60%キーボード以上のほとんどのキーボードに適合

・ANSIレイアウト

・Cherry形式

・MXおよびMX互換キーに広く対応

・PBT(ポリブチレンテレフタレート)製

・昇華法(Dye Sublimation Process)印刷

更新: 2025/02/16
萌え度

Rinkoの姿を大きく描いたのは○。ただ他は意外にも硬派。

コラボ先のZ Reviewsに遠慮配慮したのかな。

  • 購入金額

    6,999円

  • 購入日

    2023年10月14日

  • 購入場所

    shen zhen hua su dong li ke ji you xian gong si(Amazon)

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